9月になったけどこの暑さはまだまだ続きそうですね。夏バテしないと良いんだけどね。
母(97才)は何十年も前から散歩をして居りまして、今でも家の裏にある山林沿いの道を杖を頼りに約300m程歩いて来ます。
本人は行く時間を3時と決めて居りますので、この猛暑でも出掛けようとするので熱中症のニュースを見せ度々注意をして居ります。
そして散歩の時間を朝食後から10時までにするようにこんこんと言い聞かせました。
勿論、それでも時間になると出掛けようとするので、その時間になると部屋に母が居るか否かを確認して居ります。
ところが、昨日は朝食前に出掛けたようで7時前に私が仏壇で読経後、母にお参りするよう呼びかけても姿が見えません。
妻に聞くと「さっき表で見たよ、ゴミでも捨てに行ったと違う」でもその辺りに居ませんでした。
ひょっとして散歩に?と思い愛用の杖を確認したらありません。早速いつもの散歩ルートを辿りますが姿が無い。
この日はゴミの収集日なので行き交う人に聞いてみても姿を見て無いとの返事ばかり。
この道の先約1kmに池と公園があります。ここ4~5年前まではここから先の神社に参りこの公園のベンチで休んで居りました。
まさかこんな遠くまではと思いながらも行ってみると、案の定その公園のベンチに腰掛けて居りました。
母を見付けた安堵感と同時に「まだ朝めし前だよ、それにこんな遠くまで来てっ」と声高に叫んでしまいました。
ちょうどこの日は2学期初めの登校日、立ち番の若いお母さん「おばあさん、まだまだ元気ですね」と声を掛けられた母はご機嫌。
遅れた朝食を摂りながら、まずは人の手を煩わせず母を捜せた事に安堵しました。