老いのひまつぶし

東海地方に在住の80才の男性です。
日常の喜怒哀楽を綴って行きます。

震災被害地の復興を

2011-11-06 10:55:30 | 日記
あの東日本大地震からもう8ケ月、岩手・宮城・福島の皆さんは仮設住宅入居や事業所・商店の立ち上げと元気に復興の意欲を燃やして居られます。
でも、問題があるのが震災による瓦礫の処分です。従来の10年余分の瓦礫がこの自治体に残ったまま山積みになって居ります。引受先がまだ決まらないからです。

先日やっと東京都が宮古市から31トンを引き取りました。5月の時点では引き取ると名乗り出た自治体が相当数在ったはずです。
ところがいざ処分が具体化して来たら申し出て居た自治体数が激減、現在は11都道府県と54市町村となり最初の申し出数の10分の1になったそうです。
あれだけ「がんばろう日本」「災害復興に援助」と言って居たのに本当の心はどうなんでしょうね。

今回の東京都の引き取りにしても2,900件の苦情があったそうです、都はこれに対処すべく18回にわたる放射能検査をし安全性を強調して居ります。
以前にも福島で製造された打上げ花火やコンクリート橋脚を放射能疑いで拒否した事例も有りましたね。

この大震災は東北だけのもので被害を受け止めよと言う事でしょうか、これは日本全土・日本人全員が分かち合うべきものと思います。
どうか各自治体もその地方の皆さんもこの瓦礫処分に協力して、被災地の皆さんが早く元の生活に戻れるよう日が訪れる様に願うものです。