老いのひまつぶし

東海地方に在住の80才の男性です。
日常の喜怒哀楽を綴って行きます。

認知症サポーター養成講座

2011-11-14 21:25:52 | 日記
日曜日に母がディサービスを受けて居る「ニッケかかみ野苑」で認知症サポーター養成講座」を受けて来ました。

この認知症サポーターとは厚労省が推し進めるキャンペーンの一環で認知症を理解し、認知症の人や家族を見守る、認知症サポーターを一人でも増やし、安心して暮らせる町づくりを市民の手で行うと言うものです。
いまわが国では高齢化が進み85才以上の人の4人に一人が痴呆症と言われてその数は全国で200万人と推定され30年後の2040年には倍の約400万人にはなると予想されいます。
こうした事を考えると認知症患者を抱える家族の人だけでなく、隣近所や地域で認知症の方をサポートする人が必要となって来るのですね。

私もやがて99才になる母を見守る中、年々認知症の度合いが進み「なぜ?、どうして?」とその対処にこちらまで頭がおかしくなる毎日でした。
講師の話を聞きビデオで、また事業所職員による愉快な寸劇から認知症の方への対応を判り易く教えて頂きました。
認知症介護をしている家族の気持ちには、第1ステップは、とまどい・否定→第2ステップ、混乱・怒り・拒絶→第3ステップ、割り切り→第4ステップ、受容と進むそうです。

現在の私は第3ステップの割り切りの領域にやっと来て居る様に思います。この講座を受けた事で少しでも第4ステップの受容に近づけれたらと思います。

そして、今度は自身が認知症にならない為に講座の最後に教えて頂いた、認知症予防の為の7つの法則を実行して行きたいものです。
1.散歩をする 2.新聞を読む 3.料理を作る 4.社会と交わる 5.電車やバスで出掛ける 6.日記を付ける 7.いつまでも恋をする。
でも、№3の料理すると、№7の恋をするは少し難関ですね。