本日、写真茶話会RRの4回目。
前回の茶話会で見せた写真には「いくつかの作品が混在している」とSIGN氏がいうので、きょうはそのことを整理して帰りたい。
プリントをバイクの荷台にくくり付け、SIGN氏宅をめざす。
まず今月撮ったものを作業台のうえに並べてみる。
しばらく見たあと、SIGN氏は写真を三つのグループに分けた。
それぞれのグループごとに並べ替えてみて見ると、たしかに共通するイメージが見える。
要点は人物のあるなしとその大きさのようだ。
すなわち、人物が群像として大きく写っているグループ「群像シリーズ(仮称)」と、人物が点景として配置され一枚の風景画になっているグループ「印象派シリーズ(仮称)」、そして人物は写ってないが重量感・質感のあるものが主題となっているグループ「ベッヒャーシリーズ(仮称)」の三つ。
こうして分けてみると、撮影時に自分がなにに魅かれて撮っていたのかが、はっきり意識できておもしろい。
逆にいうと、夢中で撮っているときにはなにを撮っているのか、意外に自覚していないことがわかる。
第三者に見せることで、あらためて「こんなものを撮っていたのか」と認識するわけだ。
これは一枚の写真の中に情報が多ければ多いほど、撮影者の意識にないものが写り込むという、写真のおもしろさ・ふしぎさかもしれない。
きょうのグループ分けによって、もうすこし意識的に撮り分けることができたら、より作品としての質が上がると思う。
次回、ニューヨーク/ロサンゼルスの群像シリーズ。乞うご期待!
前回の茶話会で見せた写真には「いくつかの作品が混在している」とSIGN氏がいうので、きょうはそのことを整理して帰りたい。
プリントをバイクの荷台にくくり付け、SIGN氏宅をめざす。
まず今月撮ったものを作業台のうえに並べてみる。
しばらく見たあと、SIGN氏は写真を三つのグループに分けた。
それぞれのグループごとに並べ替えてみて見ると、たしかに共通するイメージが見える。
要点は人物のあるなしとその大きさのようだ。
すなわち、人物が群像として大きく写っているグループ「群像シリーズ(仮称)」と、人物が点景として配置され一枚の風景画になっているグループ「印象派シリーズ(仮称)」、そして人物は写ってないが重量感・質感のあるものが主題となっているグループ「ベッヒャーシリーズ(仮称)」の三つ。
こうして分けてみると、撮影時に自分がなにに魅かれて撮っていたのかが、はっきり意識できておもしろい。
逆にいうと、夢中で撮っているときにはなにを撮っているのか、意外に自覚していないことがわかる。
第三者に見せることで、あらためて「こんなものを撮っていたのか」と認識するわけだ。
これは一枚の写真の中に情報が多ければ多いほど、撮影者の意識にないものが写り込むという、写真のおもしろさ・ふしぎさかもしれない。
きょうのグループ分けによって、もうすこし意識的に撮り分けることができたら、より作品としての質が上がると思う。
次回、ニューヨーク/ロサンゼルスの群像シリーズ。乞うご期待!