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かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

阿女鱒岳 轟ルート

2020-02-02 | 雪の山

ここ数年考えていた轟鉱山からの阿女鱒岳。
少ない雪と天気に加えて、付き合ってくれる人がいて実行。SSKトリオで未開の地へ。

少雪で、低い標高からは登りにくいが、林道のあるところは行ける。
ラッセルが少ないので距離を稼げる。
温暖化や夏の水不足など心配は尽きないが、こんなときしかできない厳冬期のロングコース。
以前から興味津々の轟鉱山白井川沿いの林道を詰める。


いつごろか…? こんなところにも小学校があった! 

ということは、集落があった!

地図で点線道の分岐を越えると不明瞭。
尾根に上がる。
670m横長ポコの右コルに出て、沢に降り、沢右岸尾根から、池マークのコルを目指して標高を上げていく。

阿女鱒岳西の稜線に出ると、せっかく晴れていた天気も怪しい感じに変わっていく。
そして、PEAK台地へ。

で、これがPEAK。

2008年に落合ルートで来ているが、こっちのルートの方が変化があっておもしろい。
かなり白い状態になったけど滑ります。

本当は、西の尾根をたどって、上から林道入り口まで戻りたかったけど、天気が今一なので、ほぼ来た道を戻る。
で、ところどころ沢型処理を楽しむ。


林道に出て安心しながら、ウロコ板を走らせる3人組の姿があった。

林道歩き、ブッシュいいとこ探し、よさげな斜面が広がる風景、広い樹林稜線歩き、広い平らな台地歩き、周囲をぐるりと見渡せるPEAK。幅広斜面に沢型斜面、などなど、楽しみいっぱいのルートでした。