特にこの日だからといって、CDをプレーヤーに載せることをしなくなって久しく、でも能動的に動かないと、思い返すことすらせず過ごしてしまいそうで・・・。
12月8日、武道館で、ジョン・レノン・スーパー・ライブを見てきた。
3時間を越える長丁場。
正直、緩急の差が、見ていてとても激しいステージ展開だった。
でも、会場がひとつになるような瞬間もいくつかあった。
とりわけ自分が感銘を受けたのは、忌野清志朗さんのパフォーマンス。
もちろん本人は姿を現すことはできないので、過去の出演シーンを使った映像出演という段取りで。
会場が暗転し、いつか聞いた、清志郎さんのMCが・・・。
会場は割れんばかりの大歓声。
ステージ中央上部からするすると薄いスクリーンが降りてきて、日本語訳の「イマジン」を歌い始めた瞬間、ステージに清志朗さんの姿が浮かびあがった。
一瞬会場が静まり返り、そしてすぐに沸き起こる涙声交じりの大歓声。
この演出には、ヤラれました。
アリーナ最前ブロックの正面近くで見てたけど、ホントに清志朗さんがそこに立っているようだった。
将来、鬼籍に入ったミュージシャンのライブを、こんな風にバーチャル体験できる日がくるんだろうなあなんて考えていたら思いがけず実現。
清志朗さんの、ギター1本と歌とドラムだけというシンプルで力強い、まさに入魂!という言葉がふさわしいパフォーマンス。
当時実際に目にしたこの日の演奏は、「イマジン」という曲の穏やかな曲調に込められた強いメッセージを、胸ぐらつかまれて耳元でがなりたてられたような衝撃を受けたものだった。
あの日の演奏は、MCの「憲法九条~」ってところから含めて1曲だったよなあ・・・。
ただもう1曲、別の年のパフォーマンスの映像を、同じく「イマジン」で流されたのは、ちょっと・・・アレだった。
画面には歌詞が映し出され、清志朗さんのフィルターを通したイマジンの歌詞を伝えたいという意思も感じたけど、なんと言うか、一曲目の衝撃度がデカかったから・・・ちょっと過剰な印象を受けた。
帰りの電車の中、ぼんやりと今夜の清志朗さんの演奏を振り返り、TVニュースや雑誌の記事などを見たり聞いたりした以上に、大きな喪失感を感じた。
会場で、「なんで『僕らは薄着で笑っちゃう』のかな?」と後ろの方で女の子が話してたのも思い出して可笑しかった。
12月8日、武道館で、ジョン・レノン・スーパー・ライブを見てきた。
3時間を越える長丁場。
正直、緩急の差が、見ていてとても激しいステージ展開だった。
でも、会場がひとつになるような瞬間もいくつかあった。
とりわけ自分が感銘を受けたのは、忌野清志朗さんのパフォーマンス。
もちろん本人は姿を現すことはできないので、過去の出演シーンを使った映像出演という段取りで。
会場が暗転し、いつか聞いた、清志郎さんのMCが・・・。
会場は割れんばかりの大歓声。
ステージ中央上部からするすると薄いスクリーンが降りてきて、日本語訳の「イマジン」を歌い始めた瞬間、ステージに清志朗さんの姿が浮かびあがった。
一瞬会場が静まり返り、そしてすぐに沸き起こる涙声交じりの大歓声。
この演出には、ヤラれました。
アリーナ最前ブロックの正面近くで見てたけど、ホントに清志朗さんがそこに立っているようだった。
将来、鬼籍に入ったミュージシャンのライブを、こんな風にバーチャル体験できる日がくるんだろうなあなんて考えていたら思いがけず実現。
清志朗さんの、ギター1本と歌とドラムだけというシンプルで力強い、まさに入魂!という言葉がふさわしいパフォーマンス。
当時実際に目にしたこの日の演奏は、「イマジン」という曲の穏やかな曲調に込められた強いメッセージを、胸ぐらつかまれて耳元でがなりたてられたような衝撃を受けたものだった。
あの日の演奏は、MCの「憲法九条~」ってところから含めて1曲だったよなあ・・・。
ただもう1曲、別の年のパフォーマンスの映像を、同じく「イマジン」で流されたのは、ちょっと・・・アレだった。
画面には歌詞が映し出され、清志朗さんのフィルターを通したイマジンの歌詞を伝えたいという意思も感じたけど、なんと言うか、一曲目の衝撃度がデカかったから・・・ちょっと過剰な印象を受けた。
帰りの電車の中、ぼんやりと今夜の清志朗さんの演奏を振り返り、TVニュースや雑誌の記事などを見たり聞いたりした以上に、大きな喪失感を感じた。
会場で、「なんで『僕らは薄着で笑っちゃう』のかな?」と後ろの方で女の子が話してたのも思い出して可笑しかった。