With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

失笑される

2009年12月15日 | Beatles
常日頃から「やっぱ昔のジャズ聞くんなら、アナログだよねえ」なんて言ってる会社の先輩に、「この数ヶ月の間に、ビートルズのアナログにウン万円使っちゃいましたよ」と話すと、プシューッという音をたてて失笑された

プシューの裏には「そんなもんに金使ってないで、とっとと結婚でもせ~や」という心の声が聞こえたのは、被害妄想のせいでもないだろう

9月のリマスター発売以来、もう久しぶりにビートルズのオリジナル・アルバムにどっぷりと浸っているわけですが、さらにユニオンで開かれたオリジナルUKアナログとの聞き比べで受けた衝撃のせいですっかりアナログの魅力にハマってしまい、この数ヶ月、せっせとUKオリジナル・アナログを集めております

さすがに貴重なオリジナル盤、なかなか価格と中身のバランスのとれたブツに出くわすことは難しく、でも、期待以上に鮮度の良い音がスピーカーからかき鳴らされた瞬間には、よりリアルなビートルズに触れられたような気がして、思わずビールもすすんでしまいますね

収集するにあたっての優先順位はまず何と言ってもきちんと再生できること。
アメリカのプレーンズ・オブ・フェイムのように、まずは動態保存が基本
贅沢にもフツーに聞き倒すつもりなので、針飛びや、盤自体がイッてしまっているものはいくらレアもの、ロー・プライスでも却下。
その次に重要視するのは、可能な限り初版マトに近い盤であること。これはもう、少しでも鮮度の良い、アビーロードスタジオアでビートルズが録音したての音に近づきたいという欲求を満たすためであります
幸い、マトリクスを研究した素晴らしいサイトやブログが今やウェブ上には一杯あるし、
こんな美術館の図録の様な、立派な本なんかもリリースされているので、

効率的に手を出して行くことができましたね

そしてその次にくるのが、ジャケットやインナーの状態の良し悪し。個人的には、あまりジャケットの状態が綺麗かどうかには執着がなくて、汚い英語の落書きがあったり、飲み物をこぼした跡が付いてても、60年代当時のイギリスの女の子が落書きしたものなのかなあ、レコード聞きながらコップを置いちゃったのかなあ、なんて妄想すれば、それもまた楽しいかなと

そんなこんなで収集した結果がこれ。

とりあえずあんまりにもレアなイエロー・サブマリンのモノ盤はあきらめた。。。
あと、「Rubber Soul」のラウドカットも未だ入手できす。
「Please Please Me」、「Let It Be」以外は、全て初版マトで、しかも割りにリーズナブルに集めることができました。。。
どれも40年、もしくはそれ以上昔のレコードばっかりなのに、プチプチノイズの奥からは、ウソみたいに鮮度のいい、リアルタイムな音をかき鳴らしてくれます。
60年代にイギリスのレコード・ショップに並んでたものばっかだもんなあ・・・。タイムカプセルみたいなもんですね

おいおい自慢たらしく紹介もしていきたいと思います。。。