With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

Apple Artists / The Best Of Apple Records

2010年09月20日 | Music
アップルレコードのBOXリリースと、その内容がオープンになってから、もう発売が楽しみで仕方がない

そんな中で先日、90年代初頭の「渋谷系」の時代ド真ん中をくぐり抜けてきた会社の先輩が、
「アップル・レコードって、ビートルズが道楽で始めて、ぽしゃっちゃったレーベルでしょ?。」と一言。

もうアホかと。40も過ぎてかすりもしなかったの?(笑)。
ということで、もう間もなく新たなリマスター盤が出るにも関わらず、このアホな先輩のためにお手製のベスト盤を作ってやった

「Apple Artists / The Best Of Apple Records」
数多い名曲の中から、特にビートルズとの絡み度の高さを基準に選曲。
急いで作ったにも関わらず、なかなか耳当たりのよい、POPな一枚に仕上がったんじゃないかと自己満足

こだわりは、ドリス・トロイ以外は全てCDではなくUKもしくはUSのオリジナル盤から収録!・・・と行きたかったところだけど、ジェームス・テイラーは再発盤から・・・。
だからスクラッチ・ノイズも結構ハデに収録。まあ、雰囲気で

あらためてこの珠玉の名曲達を聞いてみると、メリー・ホプキンはポールの趣味性が色濃く反映されててしかも可愛い



ジャッキー・ロマックスはやっぱり線が細い、とか、
ビリー・プレストンの「My Sweet Lord」はジョージのバージョンにひけをとらない程カッコいいし、「This Is It」と言えばやっぱビリーだよな、なんて思ったり



ジョージとクラプトンのギターソロが聴ける(しかもドラムはリンゴ)ドリス・トロイの「So Far」なんて、豪華だ!とかいう感想を通り越して、プロデュースしてるジョージの気合いがビンビン伝わってきて感動的!



なんて、聴きはじめたらなかなかターンテーブルの前から離れられなくなってしまう・・・

アルバム後半はやはりアップル・レコードの稼ぎ頭、最も愛すべきバンド、バッドフィンガーの曲達で。

アルバム「Straight Up」の中では「Day After Day」に次いで好きな曲なのに、地味だからかベスト盤には収録されない(今回オフィシャルでリリースされるベスト盤にももちろん)「Sweet Tuesday Morning」を冒頭に。


「僕は色んな場所へ行き驚いた
思い出が砕けていくのをこの目で見てきた
 僕は輝きの中にいる、包まれている こんな気持になったのは何年振りか
素敵な火曜日の朝がやってきて 君は笑った」
ジョーイ・モランドはもっと、もっと評価されていいと思う。トムやピートの分も・・・。

ニルソンのカバーがヒットしたのを本人達は喜んでいたようだけど、やっぱりちょっと複雑な気持ちになる「Without you」



最後は彼らのアップル最後のアルバムとなった「Ass」から「Apple Of My Eye」で。
意味深というか、強さを感じられる曲


ジャケット裏面もブートっぽく作成

リマスター盤がリリースされるまであと1カ月ほど。
アホな先輩用に作ったけど、これ聞いて自分もお祭り気分を盛り上げて行こう。

追伸。
そう言えば今回のリマスター、IVEYSは入ってないんですね・・・

Apple Artists / The Best Of Apple Records

01.Que sera sera
02.Knock Knock Who’s There
03.Goodbye
04.Sour Milk sea
05.Thumbin’ A Ride
06.Don’t Talk Now
07.Carolina On My Mind
08.My Sweet Lord
09.This Is It
10.That’s The Way God Planned It
11.Ain’t That Cute
12.So Far
13.Get Back
14.Sweet Tuesday Morning
15.No Matter What
16.Day After Day
17.Apple Of My Eye

01~03:Mary Hopkin、04~05:Jackie Lomax、06~07:James Taylor
08~10:Billy Preston、11~13:Doris Troy、14~17:Badfinger