With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

Double Fantasy Stripped Down / John Lennon Yoko Ono

2010年10月12日 | Beatles
「Double Fantasy / Stripped Down」。
各方面(!)の評判をチェックしてると賛否両論のようで・・・、いやむしろ「否!」って意見の方が多く目にとまった気がするかな?
自分としては、コレはかなり高いレベルで「アリ」です。
って言うか先週末シュリンクを破ってCDを取り出してからというもの、移動中も部屋に居る時もこのStripped verを聞きっぱなし。

事前情報を聞いた時には、もっとデモテープ然とした一枚なのかな?、と思っていたら大きな間違い。
12センチのプラスティックのディスクには、シーン復帰に向けて活き活きとレコーディングに取り組むジョンの姿が刻まれていた!

特に「Starting Over」なんて、何だかオリジナルバージョンとは別の曲に思えてしまったほど。
力強くタイトなリズム隊に煽られるように、ジョンの溌剌とした、艶々とした声が絡み合い、かなり刺激的。
再出発をテーマにしたやや感傷的なロッカバラードが、どシンプルなロックンロールに聞こえる。
いやあ、これは叶わなかった夢だけど、ライブで見てみたかった~と思わせるカッコよさ

何しろジョンの声が生々しい
まるでスタジオのコントロール・ルームに自分がいて、レコーディング・ブースで歌入れしているジョンを見学してるような錯覚を覚える。
歌ってるジョンの声がとにかく生き生きしてて楽しそうで、それだけで感動的

今回のリマスターではジョンの意思の籠ったオリジナル・ミックスの音を伝えてくれたのも嬉しいし、こうしてヴァーチャルであっても、ジョンの「実在」を感じさせてくれたのももっと嬉しい

ま、そういう意味ではコアなファン向けの一枚かも知れませんが、個人的にはやはり、これを楽しまない手はないなって気がします。

あ、ちなみに僕は(ジョンのことばっかり書きましたが)ヨーコの曲も飛ばさず聴く派です