これ持ってたよな~と、CDラックを探してみたら、実際は持ってなかったというタイトルってありますよね?。
先月西新宿ライトハウスからリリースされたこのアルバムが自分にとってはそんなタイトル。
「GEORGE HARRISON / ROYAL ALBERT HALL 1992」
画質がめちゃくちゃ悪いVHSとDVDなら所有してた。
単発のイベント・ライブだしクラプトンやネイザン・イーストもお休みだから、というのもあまり触手が伸びなかった理由かも知れない。
今回は初登場音源からのCD化ということであらためて聞いてみようとご購入。
懐かしいカセット、ハイポジテープによる録音とのこと。
自分の周囲の評判ではインフォで言ってるほど高音質じゃあないよ、というものが大半だったけど、
なんのなんの高音も自然にクリアで伸びがあり、2017年のオーディエンス録音と比較しても遜色なく楽しめる。
ほとんどカセット特有のヒスノイズも聞こえないので、マスタリングがうまかったのかな。
個人的に2009年のビートルズ・リマスタ以降、ドンシャリが聞いたデジタル・ライクな音よりもアナログっぽいナチュラル指向のマスタリングが主流になったという印象があって、益々こういうカセットで録音された、埋もれていた貴重音源への需要は高まると共に、
発掘・リリースが進んでくれるんじゃないかなあ、と期待。
充実の日本ツアーを終えての単発ライブということもあって、ジョージの歌声、演奏にはとても余裕を感じる。
それに反比例して、観客のノリは落ち着いているような。。。
「Something」、イントロ時のギターソロ部分。
その曲が「Something」だとわかった瞬間、日本ではうおお~!と、嗚咽が混ざった様な(笑)、低い、そして熱い歓声が巻き起こったのに対し、
このロイヤル・アルバート・ホールでは嘘みたいにあっさりとした拍手。
まさかこれがジョージ最期の単独ライブになるとは誰も思ってなかっただろうし、今後もライブ活動は継続…
と考えるムードがあった時代だとしても、それにしてもあっさり。
「While My Guitar Gentry Weeps」では、クラプトンとのジョイント時ほどまでとはいかないまでも、
ゲイリー・ムーアさん、もう少しジョージに花を持たせてあげる事はできなかったのかなあ(笑)。
弾きまくりで誰かのカバー・バージョンみたい。ジョージのソロを今一度聞きたかったところ。
そんなところもあって、個人的に今までこのライブ盤持ってなかったんだろうな(笑)
GEORGE HARRISON - ROYAL ALBERT HALL 1992
Live at Royal Albert Hall London, UK 6th April 1992
Disc 1 (70:15)
1. Introduction
Joe Walsh:
2. Pretty Maids All In A Row 3. In the City 4. Life in the Fast Lane 5. Funk #49
6. Rocky Mountain Way
Gary Moore:
7. Walking By Myself 8. The Sky is Crying 9. The Blues is Alright 10. Still Got the Blues
George Harrison:
11. I Want to Tell You 12. Old Brown Shoe 13. Taxman 14. Member Introduction 15. Give Me Love
Disc 2 (77:18)
1. Something 2. What is Life 3. Piggies 4. Got My Mind Set On You 5. Cloud Nine
6. Here Comes the Sun 7. My Sweet Lord 8. All Those Years Ago 9. Cheer Down
10. Isn't It a Pity 11. Devil's Radio 12. Introductions
13. While My Guitar Gently Weeps (with Ringo Starr, Gary Moore)
14. Roll Over Beethoven (with Ringo Starr, Joe Walsh, Gary Moore)
15. Drum Solo (Ringo Starr) 16. Roll Over Beethoven (with Dhani Harrison)
17. Outro.
George Harrison with The Hijack Band:
Mike Campbell - guitar Andy Fairweather Low - guitar Ray Cooper - Percussion
Greg Phillinganes - Keyboards Will Lee - Bass Steve Ferrone - Drums
Chuck Leavell - Keyboards Katie Kissoon - Vocal Tessa Niles - Vocal