落語イベントに続いて,本編も観に行ってきました。
こちらも,まさかの最前列…
どうも目がゴロゴロしていたので,
またズレやしないかと,ちょっとドキドキしながら観てきました。
何やら妙なタイトルですが…
いわゆる戦隊ものっていうんですかね。
「カゾクマン」って戦隊があるんです。
それも,キャラクターとしてではなくて,
実際に怪獣がいて,その怪獣と自衛隊とかと協力して闘う戦隊。
しかも,世襲制w
父(レッド):山口 良一
母(ピンク):熊谷 真実
長男(ブルー):曽世 海司
妹(イエロー):梨澤 慧以子
婿(グリーン):芋洗坂係長
5人揃ってカゾクマンwww
もう,設定からしてくだらない(良い意味で)感じが満載です
最近めっきり弱くなっているカゾクマン,
怪獣ミドラ(西山水木)の攻撃をかわし切れず,
自衛隊に助けられることもしばしば。
このままではカゾクマンの存続も危ぶまれる…ということで
司令官補佐(岡田達也)なる人物が現れて,
ぎっくり腰の父には「今すぐ息子にレッドを譲れ」
母には「いつまでピンクやってんだ,視聴者のためにも長男嫁に譲れ」
グリーンには「痩せろ」
長男嫁(上田桃子)には「早く跡継ぎを」と
あれやこれや口を出してきます。
素直に従おうとするカゾクマンたちですが,
実はその男,司令官補佐ではなく,
ミドラの手先の「怪獣男前男」だった…
ね!
もうバカバカしさ満載ですよね
でも,家族の絆みたいなところもちゃんと描かれていて
ちょっと泣けて,そして大笑い,みたいな。
熊谷さんには「老眼で更年期障害でシワだらけのピンクなんて見たくない」
岡田さんには「どう見ても40過ぎなのにイケメンぶってて色が浅黒くて…」
等々,ボロクソな言われようのセリフがあったりして,
爆笑でしたwww
西山さんは黒い口紅に黒いアイライン,
最後にはけったいな被り物姿で怪獣役を怪演www
歌舞伎の見栄みたいな,わかりやすーい「悪い顔」をしてみたり
猫をかぶってみたり。
そういえば,昔テレビで見た「悪いやつ」ってこうだった!
なんて思いました。
映像もちょいちょい使われていたので,
最前列はちょっと見づらかったですが,
間近で楽しませていただきました。
上田桃子さんの長男嫁が,健気で泣けました。
(怪獣男前男に人質にされたんですw)
みなさん,真剣にカゾクマンを演じていて(当たり前ですが)
観終わった後,スカッと爽快でした!
カテコの挨拶で,熊谷さんが
「皆さん,年の瀬に福笑いみたいな感じで…」とおっしゃり
山口さんにすかさず「それは笑い納めって言いたいんですか?」とツッコまれ
また爆笑。
悪~い怪獣メイクをした西山さんが,
普通のトーンで「つつがなく新年を迎えられますよう」とおっしゃるのにも
また爆笑。
いやいや,楽しませていただきました
こちらの公演「第1回お茶の間サミット」と銘打たれていますが,
「第2回」が決まってるわけではないそうです。
お芝居の最後に「次回予告!」なんて場面もありましたが,
是非,第2回もやって欲しいですね~。
宜しくお願いします(*゜▽゜)ノ