韓国併合までの近代史を追った内容自体は、我々歴史好きの読者にとっては、そう目新しいものではない。同様のネタなら呉善花の「韓国併合への道」の方がコンパクトにまとまっている。ただし、この本が韓国人の手によって書かれ、韓国国内で発刊されようとした(ただし、結果は事実上発禁処分)という点は画期的とも言える。
10数年前に、自民党の江藤隆美が「韓国統治時代には、日本は良いこともした」と発言して、リベラル系マスコミから総攻撃を受けたが、この本をはじめとする関係図書を読んでみると、江藤の物言いは間違っていないことがわかる。
韓国併合を招いたのは朝鮮民族の責任であり、しかもその統治は欧米列強による植民地支配とは違って単に「搾取の対象」ではなく、莫大な投資を伴う「共存共栄の道」を模索したものだった。現在も根強い韓国人の反日感情は「意図的な歴史歪曲」によるものではないかと思ってしまう。
この本のラストに「反日路線を取る東アジアの“バカの行進”から韓国だけは脱出して欲しい」というような意味のことが書かれているが、良識的な韓国人にとって、これこそが正直な心情の吐露なのであろう。
10数年前に、自民党の江藤隆美が「韓国統治時代には、日本は良いこともした」と発言して、リベラル系マスコミから総攻撃を受けたが、この本をはじめとする関係図書を読んでみると、江藤の物言いは間違っていないことがわかる。
韓国併合を招いたのは朝鮮民族の責任であり、しかもその統治は欧米列強による植民地支配とは違って単に「搾取の対象」ではなく、莫大な投資を伴う「共存共栄の道」を模索したものだった。現在も根強い韓国人の反日感情は「意図的な歴史歪曲」によるものではないかと思ってしまう。
この本のラストに「反日路線を取る東アジアの“バカの行進”から韓国だけは脱出して欲しい」というような意味のことが書かれているが、良識的な韓国人にとって、これこそが正直な心情の吐露なのであろう。