はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

ニュース23

2020-08-17 18:37:53 | Weblog
ワカシオ関連:TBS「ニュース23」の取材協力
(現地取材及びインタビュー)をした。今晩放送予定。

テレビ用の取材は通常業務ではないため
使用機材はスマホのみ。

現地の人へのインタビューの際「テレビのくせにスマホかよ」
と内心思われているのではないかと思うと、ちょっと恥ずかしかった。

新型コロナ対策でモーリシャスに渡航制限がかかっている中
記者を派遣する選択肢もなく、テレビ局にとっても苦肉の策に違いない。

NHKの記事

2020-08-15 13:21:30 | モーリシャス:ニュース
昨日の取材が記事になっています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200814/k10012567231000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_013

なぜ取材に応じるか

2020-08-14 22:03:28 | モーリシャス:日常生活
日本のメディアからの取材依頼が多く
とても落ち着かない1週間。

事故内容を把握してきっちりとした仕事をしている
という印象を与える番組担当者もいれば、
まったく事前勉強をしているようにも見受けられず
リサーチ作業を無償で投げられたような印象を受ける
番組担当者までいろいろ。

この人たちにとって、私が取材を受けている理由なんて
どうでもいいんだろうなと思いつつ、それでも話した。
誰かが伝える義務があると思うから。

モーリシャスは日本の多くの人にとっては
どこにあるかもよくわからない遠い国。
関心もなければ自分に影響もない国。

でも、その国の人は日本の会社の起こしたことで
大きな被害を受けている。
環境に対する被害が甚大なだけではない。
新型コロナ対策で国境封鎖が続く中、観光業を始めとして
失業者が増えている。追い打ちをかけてのこの事故。
経済的にも大きなダメージになるだろう。

ことの重大さが伝わっていればと思う。




NHK ニュース7

2020-08-14 17:56:19 | モーリシャス:ニュース
モーリシャスのワカシオ座礁事故関連で
今日14日(金)19時からのNHK「ニュース7」の取材を受けました。

取材中「この事故のことをちゃんと日本の人たちに伝えたい」
と言ってもらい、こちらも協力したいと今まで以上に思う取材でした。

他局での経験を踏まえると、私が出るかどうかはわかりませんが、
番組担当者の方の真摯な態度を見ると、
私のことはともかく価値のあるものを放送されるのではないかな、
と期待しています。

ワカシオ座礁 今日の状況

2020-08-12 18:12:52 | モーリシャス:ニュース
まず今の状況。

週明けから現場にはフランス、インドからの
重油回収作業の援助隊が駆けつけ、作業にあたっている。
現在は船内からの重油回収作業が続いており、
予定通り行けば12日今日中に終了する予定。

合わせて事故現場近辺の小中学校は重油からの揮発性物質による
健康被害の影響を考慮して、閉校が続行中。

で、私はといえば明日13日8時から放送の
フジテレビの「とくダネ!」という番組のために取材を受けた。
生放送なので放送時間は今のところ未定。

番組制作者にとっては在住日本人なら誰でもいいんだろう、という意味で
私が受ける意味はないだろうとは思う。
テレビのニュースでよくある「一般市民が嘆き悲しんでいます」わーっ!
みたいな絵が本当は欲しいんだろうな、とか思ってしまうし。
でもモーリシャスにとっては史上最悪の環境被害で
こちらでは連日新聞の1面を飾るような大事故。
日本に住む人にも知ってもらいたい、という気持ちもあるので
取材を受けている。


ニュース23

2020-08-11 03:43:43 | モーリシャス:ニュース
8月10日(今日)、TBS のニュース23に出た。
日本の貨物船「ワカシオ」座礁の事件を受けて
モーリシャス在住日本人に状況を聞く、という内容。
ほんの数分。

事後報告になってしまったのは、今日インタビューされ
番組が放送されるまでどの程度出るかもわからなかったため。

事前準備もほとんどなく、テレビ電話でのインタビュー。
まともに話せたか、判断できなかったけれど
放送されたものを見たらボロが出ない感じでうまく編集されていたし
内容的にも伝えたかったことが歪められることなく使われていた。
取材してくれた方が伝えたかったことと
私が話したことに乖離がなかったからかもしれないが
このように扱ってもらえて良かった。

日本にいる多くの人にとっては実感がわかないであろう
この小国で起こった事故で、モーリシャスの人々が
どういう状況にあるのか、少しでも伝えられていたら、と思う。


大型貨物船事故

2020-08-08 23:56:54 | モーリシャス:お国事情
今では日本のメディアでも報道されているので
ここで細かく紹介する必要もないかと思うが一応おさらいする。

国内船主の長鋪(ながしき)汽船が保有・管理し、
商船三井が運航する大型貨物船「WAKASHIO(わかしお)」(パナマ籍)がモーリシャス島南東沖で
7月25日に座礁し船体が損傷、8月6日に燃料油が流出した。

今日にはフランス領レユニオンからも事故対策援助チームが到着、
事態の収拾にあたることになっている。
こういう時にしのごの言わず助けるフランスの対応の早さはさすが。

また、日本では報道されていないが
NGOや市民ボランティアが燃料拡散を防ぐべくオイルフェンスを作るために動いており、
そのために髪の毛を寄付する動きが出ている。
髪の毛は油を吸い取るのに適しているらしく、今までも世界の他地域で
石油流出事故があった際に使われている方法。
ネットに刈り取った草やら髪の毛を束ねて入れて、
それをチューブ状にしたものをオイルフェンスとして使う。

初めて「髪の毛を寄付しましょう」と聞いた時には
またガセネタか?と思ってしまったのだけど、私が無知なだけだった。

モーリシャス政府は技術も物資もないこともあり
大した対応はできておらず、フランスなどの他国に支援を求めている。
他方、一般市民は漏れが報告されるといち早く動き出した印象。

モーリシャス人は予定外のことが起こることに慣れているので
非常時に対する対応力が高い。
と思ったが、日本でも地震の際の市民ボランティアの対応は迅速なので、
これに関しては日本とモーリシャスの差ではないのかもしれない。
コモンセンスで対応できる事象に関しては国を問わず
一般市民レベルの方が政府よりも素早く対応できるということなのかも。
それ以上の作業、例えば燃料を海から回収する、とかになると
技術的に限界があるので一般市民だけでは対応できないけれど。

インド洋の貴婦人と呼ばれ、
エメラルドブルーのラグーンを売りにしている観光地
モーリシャスにおいて、石油流出事故が起こるとは。
いたたまれない気持ちになる。

誕生日ラッシュ

2020-08-05 02:59:58 | モーリシャス:日常生活
7月の長男の誕生日に続き、8月は次男の誕生日。
実はその間に日仏のマミー(おばあちゃん)の誕生日もあり。
この時期は我々家族の誕生日ラッシュ。
今までこの時期は日本に一時帰国することが多かったので
家族四人が同じ場所にいることがあまりなかったのだが
今年は家族四人揃って誕生祝い。

モーリシャスでは新型コロナの国内感染のケースが4月末になくなった。
それ以降もぽつぽつケースは出てくるものの、全て外国からの帰国者が
入国後の14日間の強制隔離中に陽性が発見されたケース。
よってかなりリラックスした気持ちで外出できる。

長男はお友達数人と弟と一緒にレーザーゲーム、
次男は家族とボウリング。
長男はレーザーゲームで1位を連発し、
次男はボウリングでパパに続く2位になった。

日本に比べたら選択肢は少ないけど
それはそれで楽しく過ごせた様子。





大型貨物船座礁

2020-07-27 22:19:26 | モーリシャス:お国事情
モーリシャスの南東岸のサンゴ礁に大型貨物船が座礁した。
「ワカシオ」という船で3800トンの重油をのせていた。

なんで?

中国からブラジルに行く途中だったらしい。
幸い原油が漏れる、などの被害はない模様。

タンカーの仕組みは知らないし、詳細も知らないし、なので
何か言っても説得力がないのは承知の上だが
そもそもこういう事故が起こることがいまいちよくわからない。

世界各国で見られる新型コロナの対応のまずさと
それに引きずられての、経済的ダメージ。
そういうものを見続けている中で、船が座礁と言われると
世の中機能しないことばかりどんどん増えて、
どんどんカオスになってきているのでは?という気がしてしまう。

それにしても、モーリシャス、最近ふんだりけったり。


ミッション・インポッシブルにつき

2020-07-19 22:37:14 | モーリシャス:日常生活
3月のロックダウン直前に私の誕生日があった。
5月のロックダウン中にHの誕生日があり、
いよいよ来週は長男Sの誕生日。
誕生日といえば、プレゼント。

長男が今一番欲しいのはディアボロ。
お椀(のようなもの)が2個くっついているのを紐で回転させる
中国ゴマとも呼ばれる、ジャグリングで使われる道具。
昔から一芸系のことが好きだったので長男らしい選択。
友達の家でやらせてもらって、すっかり気に入ったらしい。

しかもディアボロなら何でもいいわけではなく
息子が欲しいのはある程度の技が練習できる中・上級者用のモデル。

今までならフランスの通販で買って
おじいちゃんに持ってきてもらうか、送ってもらうかが
常套手段だったのだが空港は閉鎖されているし、
このご時世で郵送するのはかなりリスキー。

それならとモーリシャスのおもちゃ屋とスポーツ用品店
数件回ってみてもディアボロは見つからない。

日本なら「ディアボロ」で検索すればとりあえず見つかりそうだが、
通販が発達していないこの地では店を一軒一軒回るしかない。
どこに売っているものなのかさえよくわからないまま
マニアックなものを探し回るのは、ミッション・インポッシブル。
私はイーサン・ハントではないので、可能にはできず。

長男には状況が好転したらディアボロを買う旨伝え、
代わりの本で納得してもらうことに。

長男の誕生日の2週間後には次男の誕生日も控えている。
こちらもプランBになりそうな予感。