はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

ミュージアム王国

2012-07-17 17:22:47 | Weblog
ロンドンにはいくつもの美術館、博物館がある。
今回は大英博物館とナショナル・ギャラリーに
行った。

大英博物館はミレニアムの改装以降初めて行ったので
前回と随分変わっていることに驚いた。
建物内が全体的に明るくなった印象。
前回訪れた時は、エジプトの印象が強かったけれど、
今回はアッシリア時代の展示物に惹かれた。
壁に彫られた彫刻の緻密さや、守護獣の大きさに感動。

ナショナル・ギャラリーはルネッサンス期から近代
までのヨーロッパの絵画が中心。昔は印象派に
好きな作品が多かったが、近頃は印象派よりは
写実的な作品に見入ってしまう。

イギリスのすごいところは、世界レベルの博物館、
美術館が入場無料である点。
自国民だけでなく、すべての人に開放しようという
その姿勢が立派。その代わり、入口には寄付を募る
箱が置いてある。中にはポンドだけでなく、ユーロ、
ドルなども入っていた。

ルーブルや大英博物館に行くと、世界各国の歴史的・
文化的価値のある品々が満載。世界中から貴重な
品々を持ってくるって、そもそもどうなのよ、と言う
気持ち半分、でもこんな風に持って来ていなかったら
ここまでちゃんと保存されていなかったかもな、と
思う気持ち半分。


エセ独身気分満喫の旅

2012-07-17 16:30:36 | Weblog
息子とHが義理の母の家に行っている間
ロンドンに遊びに行くことにした。
仕事以外でのひとり旅は独身時代以来。
妙にうきうき。

ユーロスターで行く4泊5日の旅。
2泊づつ、友人宅にお邪魔することに。

ロンドンは電車に乗ってしまえば
2時間半足らず。どちらの駅も街中に
あるので便利。

詳細は別途書くとして、まずは全体的な感想を。
一言でいうなら、
オリンピックはロンドン開催で良かったね。

その心は、
ロンドンはパリより清潔、かつ人が親切。

旅行者が「~人は親切」とか言うと、いまいち
説得力に欠けるのだけれど、ロンドンは本当に
親切だった。店員さんは総じて感じがいいし、
駅で路線図を見ていたら駅員さんが聞いてもないのに
助けてくれようとするし、
スーツケースを持って電車に乗ったら、乗客が
心配そうに空港行きの電車を教えてくれようとするし
(私が間違った電車に乗っていると思ったらしい)。

昔日本から行ったときには、そこまで好印象だった記憶が
ないのだけど、それは東京とパリの違いか。

そんなわけで5日間の滞在中、ロンドンに対する印象を
すこぶる良くして帰ってきた。