はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

出産の記録 - 前半

2013-09-27 15:25:33 | Weblog
忘れる前に。

8月4日午前2時ちょっと前、陣痛開始。
Hは寝たかったからか、「もう少し様子を見てみよう」
とかのたまったが、「いや、これは陣痛だと思う」と
私が言ったら仕方なく起きてきてくれた。
すぐに10分間隔になった。
母とSくんを起こして、今から病院に行く旨伝える。

車で病院に到着する。
助産婦さんのオフィスに私ひとり通され、質問に答えたりする。
陣痛はあるので、質問に答えるのもうっとおしいが、
答えられないほど痛いわけでもないのでやり過ごす。
Hはその間待合室で待機。

そのうちだんだん痛くなっては来たものの、
前回の陣痛で世界一周旅行をした時ほどではない。そんな時、Hが来て
ふたり一緒に分娩室に案内されたので自力で歩いていく。
その間も定期的に痛くなるけれど、「前回に比べたら
まだまだ」と思いつつ気分的にその後に備える。

ほどなく助産婦さんに「子宮口が充分に開いているので
もう麻酔かけますか?」と言われる。
まだ激痛というほどではなかったけれど、
遠慮する理由は思い付かないのでお願いする。
麻酔を打つ間はHは外で待機。
今回は麻酔までの陣痛が早く、かつ軽かった。

今回の麻酔は脊髄麻酔なのは変わらないけれど、
機械が勝手に薬の量を調節してくれるタイプ。
前回ボタンを押しまくった反省は生かされることはなかった。
機械が勝手にやってくれたほうが楽。

ただ今回の麻酔は両足がしびれた(抜歯するときの麻酔で
唇が無感覚になるのに似ている)。
出産後もしばらく両足に力が入らず歩けなかった。
毎回麻酔は何らかの不快感があるけれど、
陣痛の痛みを我慢するよりは楽なんだろう。

今回はまずはここまで。

カード

2013-09-27 14:40:55 | Weblog
フランスには子供が誕生すると
faire partというカードを親戚・友人などに出して
お知らせする、という習慣がある。

産まれたばかりのときにカードを準備するのは
面倒なこともあり、あまり気乗りしていなかったのだけど
それとなく義父に準備するよう言われたので
フランス側の親戚・友人には出すことに。

実際のところもらって嬉しいのはおじいちゃん、おばあちゃん
くらいだろうけれど、年賀状だってもらった相手が
嬉しいかどうかとは関係なく出していたもんな、とか思いつつ。

faire partはネットで注文。
好みのデザインのカードを元に
べべの名前、写真、産まれた時の身長・体重、
メッセージなどを組み合わせて作成。
やっつけ仕事の割にはまともなのが出来た。

郷に入っては郷に従え、か。