はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

久々、頭の体操

2018-01-09 13:27:32 | モーリシャス:日常生活
私のフランスの母校の受験生のインタビューの手伝い
をすることになった。しかも私の行ったプログラムではなく
エグゼクティブ向けのプログラム。受験生は私より年上。
かつある程度立派な肩書き。
何かの間違いかと思ったけど、卒業生の多様性(国籍・人種・性別)を
見せたい、とのことだったのでまぁそれなら、と納得。
ちなみに日本を離れて以来、私はどこでもずっと「多様性」担当。
当日は受験生1人に対して、学校側から1名、
卒業生から2名がインタビューする。

受験生が当日1時間かけて取り組む
ビジネスケースを予め送ってもらって読む。

ビジネスケースとはビジネススクールで行われる
ケーススタディーという教育メソッドに使われる企業事例。
多くは実際の企業の状況をまとめたもの。ケースを読みながら
経営者の視点で意思決定することを追体験することで
学んで行くのがケーススタディー。

で、今回はモーリシャスに実在する企業の事例。
今まで特に気にもとめていなかった会社に
そんな歴史があったのかぁ、と読み物として楽しく読んだ。
ケーススタディーの場合、理数系の試験のような明らかな
正解・不正解はないことが多いけれど、キーになる事柄があるので
それに気づくか、至れるか、というのは一つのポイント。

インタビューする側も「答え」を言われているわけではない。
が、自分なりに考えたことを踏まえつつ、当日受験生を前に質問。
特別難しいケースではなかったが、
日頃脳みそのシワが伸び切ってる頭を必死でひねる。
学生時代、毎日やっている時にはそうは思わなかったけど
久々にやると頭が活性化する気がする。
懐かしくも、面白くもある作業。