元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

エイ! ヤ~! トオ~!!

2008-02-23 23:38:37 | 健康
「三角四角・・・を10回リピートしましたぁ~!!」
と、昨日の“元気のたね”を見たラ~ちゃんがメールをくれました。
みなさんも お試しいただけたでしょうか?

このエクササイズは 脳・神経・筋肉の連動を促す運動なのですが、これを指導しながら、私は 改めて「声がけ」の大切さを実感しました。

私は このエクササイズをするとき、わざと色々な号令をかけました。
動きは 右手:3拍子、左手:4拍子、脚:2拍子、歌:3拍子
このときの号令を・・・
「123、123、123、・・・」
「1234、1234、1234、・・・」
「12、12、12、12、・・・」
このように号令を変えるだけで、動きが できたり、できなかったりするのです。

1人1人、身体を動かす時の身体への言葉がけが違うのです。
おそらく、4種類の違う動作を1度にこなす場合、自分が得意な動きは 無意識に、
不得意な動きは意識を強く向けて、特にその動きに対して号令をかけているはずです。
このエクササイズの場合は 身体へ“リズム”に関しての“声がけ”をします

例えば、筋力運動を行うとき・・・
スクワットをするとします。
曲げる・伸ばすを繰り返します。 曲げる方、伸ばす方、どちらにテンションを大きくして、声がけをするか??
伸ばす時に「はあっ!」と強く声をかけると、声を出さないより、ヒップや大腿部に力が入ります。
このときの声を・・・・・
「プぅ~」なんて言ったら、力が抜けてしまいます。
声がけは どんな言葉で、どんなリズムで、どんなアクセントでするかも大切です。

リラックスしたい時には 「ゅぅるぅ~~~」
これは 高岡英夫先生のゆる体操で、御存知の方も多いでしょう。
最近は おもしろ・おかしくメディアでも紹介されていますが、専門家の方は「言語学」と「スポーツ・体育学」を積極的に結びつけた著書『スポーツと記号』を読まれると、納得ですよ。

それと、武術の「エイ! ヤ~! トオ~!」にも意味があるんですって!?
「エイ」=曳  引っ張るように気を放ち続ける
「ヤ~」=矢  遠くへ飛ぶ矢の貫くような気概
「トオ~」=倒 相手を倒す気概
「ハッ」=破  瞬間的に相手に打撃を打ちこむ
千葉真一さんで おなじみの・・・
「ホ~」=保  気をコントロールするために抑えて

声と呼吸にも関係がありますね。

んん~~運動って、深いですね! 人間って、スゴイですね!!
楽しいですね~☆


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