元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

コーディネーション能力

2012-02-11 22:23:15 | 身体
2月の体操教室では 下肢の筋力と共に体幹の協調性、コーディネーション能力を養うトレーニングをおこなっています。
立って歩く下肢の筋力は大変重要です。
静止した状態では下肢が土台となり、体幹より安定させる筋力を同調させます。
動作を行う際には下肢と股関節を介して骨盤・脊柱・胸郭・肩甲骨・頭蓋骨までのたくさんの関節や筋肉の連動が上手くできて、動作効率が良く、筋力をたくさん発揮出来たり、身体の負担を減らし怪我を予防する事が出来ます。

このコーディネーションが上手くできない場合は どこかの部位の筋力が弱かったり、筋肉・関節が硬いなど身体の予備力の問題か?
はたまた、予備力があるのに脳⇔神経⇔筋肉の命令系統の問題か?


簡単なエクササイズで・・・
「大股でゆっくり歩きながら、大きく腕を振る」
いつも反対側の手足を出して歩いているにもかかわらず、動作を大きくしたとたんに手足が同じになってしまう人が時々いらっしゃいます。
こんな場合は 命令系統の不具合。
単に大股でゆっくりと力を貯めながら歩く事が出来ないのは筋力不足で予備力が少ない場合。

時々、体操教室ではダンスを行います。
これは 気分転換の意味合いもありますが、コーディネーション能力の向上のために行っています。
しかし、ダンスは苦手!嫌い!と教室をお休みする方もいらっしゃいます。
そんな方は コーディネーション能力に劣り、シンプルなストレッチなどのエクササイズでも動きを間違いやすく効果を出しにくかったり、健康管理の上でもコントロールが不安定で、怪我や病気を起こしやすかったりします。

コーディネーション能力を養うために、苦手でも嫌いでも、前向きにチャレンジしていただきたいな~と思います。

な~んて事を言っている私も、コーディネーション能力が高ければ、学生時代にトップアスリートになって、裏方のトレーナーになろうなんて思わなかったかもしれません。
どんくさ~い選手だったお陰で(?!)どうしたら身体を上手く動かすことができるのだろうか?と悩み、学ぶ楽しさを知って、今のトレーナー職に導かれたのだと思います。

しかし、只今またまた自分のドンくささに四苦八苦しながらチャレンジしています。
今、お稽古している落語「僕は廃品回収業」(古典落語の“紙屑屋”の現代版)は 途中で歌を歌ったり、時代劇のたちまわり、阿波踊りなどが出てきます。
どないなるやら・・・ 


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