鬼と仏

娘の学校＝私の母校の文化祭に家族で行って来ました。

「昔より、最近のほうが　頻繁に会いますね～」
私のバレー部現役時代の監督が　孫の追っかけをする母に話しかけに来られました。
「はい、、、、、あの頃は　竹刀で　よく叩いて頂いて、お世話になりました。」
と、母・・・「木刀もね。」と、私。
「今、そんなことやったら、えらいことですわ。昔は　保護者の方のご理解もあって、私も　幸せでした。」と、監督。

現在では　大人が　よその子、どころか、自分の子を叱るのも　なんだか、陰湿な問題につながりやすい世の中になりました。
“最近の若者は・・・”どころか、大人の間の人間関係の間でも　ＤＲＹなのか、ＷＥＴなのか？　理解しがたいことが多いようです。
そんなの　関係ない♪・・・って、ＴＶや子供達から聞くと、時代を象徴しているな～と思います。

おそらく現在も教育に携わる恩師は　あの頃、厳しくも優しくも、存分に情熱を注がれた頃と今を比べると、もどかしさを感じたり、諦めを感じたりしていらっしゃるのではないかと思います。

現在、娘は　さすがに　昔のようには　どつかれはしませんが、母校の中では　練習の厳しいクラブに入っています。
そんな話をしていると・・・
「苦しんだ分だけ、それ以上の勝つ事の味わいや喜びを持たせてやるのも指導者の役割です。」
現役時代に監督から　そんな言葉を聞いた事はありませんでしたが、勝ったとき、負けても納得のゆく負け方をした時、厳しい練習を乗り越えた時、いつもの鬼が　仏のような笑顔になり、頭を撫でてくれた事を思い出しました。
どつかれながらも私は　幸せだったし、今日、監督の口から「幸せだった」と聞いて、また幸せな気分になりました。　

さて・・・文化祭では　リラックスムードで演技をしていた娘たち・・・
来月１２月１５日には　埼玉スーパーアリーナにて全国大会、翌日１６日には　東京ディズニーランドにてパレード参加、新春１月４日には　宝塚歌劇大劇場でアマチュアトップコンサート☆
それまで、厳しい練習が続きます。
それまで、早起き＆弁当作りが続くわけだぁ～！？　ふぅ。。
ファイト！！　
厳しいけれど、楽しさイッパイ☆
ガッツ！！