元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

はなちゃん

2012-12-13 22:24:06 | 健康
以前から本屋さんに行くと気になる本がありました。
内容を予測し、本を開くと絶対に泣いてしまうことも想定されました。
ですので、読んでいませんでした。
その主人公は はなちゃん。小学校4年生の女の子。
昨日、たまたまテレビに映るはなちゃんを見ました。
本のお話と、はなちゃんが作る味噌汁が あまりに美味しそうで、涙、涙でした。

はなちゃんのお母さんは はなちゃんが生まれる前に乳癌を発症していました。
命をかけ、はなちゃんを出産。
その後、食事療法で奇跡的に癌が消滅。
しかし、はなちゃんが4歳の時、癌再発。
死を覚悟したおかあさんは はなちゃんに何を残してやれるかを考え、5歳になったはなちゃんと約束をします。
毎朝、お味噌汁をつくることを。

「あなたは子に何を残しますか」との問いかけと、食べることを大切にすることは 助産師の内田美智子先生の講演も、きっかけになったそうです。

本日、はなちゃんの本と内田美智子先生の本を購入しました。
はなちゃんと、はなちゃんのお母さんへの尊敬の念と、はなちゃん、頑張れ!の気持ちを込めて。

テレビを見て、いっぱい泣いたので、泣かずに読んでいます。
予測していたより、はるかに沢山、おかあさんの深く良い言葉が心に沁みます。
おかあさんが立派で強いので、「なに泣いとんねん!?」と喝を入れられるようで勇気が湧きます。
子を残して先に逝かなければいけない当たり前の事をちゃんと心にとどめなければいけません。
その死生観を確立することは 難しいのです。
生まれ出てきた時は 知恵が発達していないのをいい事に何の恐怖もなかったでしょうが、次の世界に行くとなると、どんなものかもわからないのに余計なことを考えて肝が据わらないのです。
「生き方は 死に方」と聞いたことがあります。
はなちゃんのお母さんの生き方が素晴らしかったことは はなちゃんが現してくれています。
テレビで見た鰹節を削るはなちゃんは すごくかっこ良かったです。  
はなちゃんのみそ汁
はなちゃんのみそ汁
ここ―食卓から始まる生教育
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