元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

母の日のプレゼント

2011-05-02 11:50:24 | 健康
昨日の今日・・・

昨日のブログに登場した母・・・
今朝、早々に訪ねてきました。

「膝、痛いのん・・・どこに行ったらいい??」

あくまでも私に頼らない姿勢・・・
素直じゃないというか、なんというか・・・。

まずは 検査から・・・・・
IMG_524 

母は もともとX脚ぎみなので、変形性膝関節症で多くありがちなO脚のタイプではない。
変形性膝関節症には O脚タイプ(内反膝)とX脚タイプ(外反膝)があります。
X脚タイプは 見た目、悪くなっていると気づきにくいかもしれない。

母は 「私、他の人みたいに曲がってないのに・・・」と言っていました。

どちらにせよ、それぞれのタイプで特有の筋肉の弱り方を示し、しかも体重過多になると、荷重に耐えきれず、骨の配列が規定外の位置に崩れ、痛みが発生します。


間近にいても、よ~く見てみないと詳しくわからないものです。
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ズボンをめくって見ると、右だけ静脈瘤!?
私 「いつから?」
母 「若い時から・・・」

知らなかった・・・。

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バランステストをしてみると・・・
右脚も数秒でグラグラするけれど、左脚は まるっきり軸が取れない状態。

脚の太さ(=筋肉の太さ)も、両側、大腿部の筋肉は 細くなっているけれど、右脚が まだ太く、左脚は 極端に細い。

私 「筋肉ないね~!?」

母 「私でなかったら、もっと歩いていない人は どうなるの? どういうこと?」

私 「どこを使って、歩いてるんやろね? 根性?!
   筋肉ないのに、重たい体重をしょって、いっぱい歩くから 怖いわ。」

親子なので、遠慮なしである。


股関節を見ると、左側骨盤は 前側に閉じて倒れ(=左の腸骨筋・大腿直筋が硬い)、左の太ももにチカラが入りにくい状態になって、右脚にばかり体重が乗っているようだった。

痛みは 右膝のみ。

骨盤のバランス調整、足の荷重バランス調整、大腿部の筋力アップ、X脚を予防するストレッチを指導。

「昨日、言うたでしょ。
 体操教室の人たちは みんな、こんな運動をしてるから、身体が悪くならないで元気なんよ!」

わかってるのか? わかったないのか??
「どうも~~!」
と、呑気に帰って行った母でした。IMG_523

「いちばん長い時間、お散歩に連れて行ってくれる大好きなおばあちゃん・・・
おばあちゃんが 歩けなくなったら、困るだワ~ン。」
と、心配そうに見るベルちゃん(母の後方)。

母の日のプレゼントは 決まり。
膝痛予防プログラムにしましょう。




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