「肩の後ろ側が痛いよう! ゴルフは 大丈夫なんだけど、髪の毛をといたり、顔を洗うときが痛いのよ~なんでだろう??」
…というメールは ゴルフでは シングルの腕前のTさん、パーソナルトレーニングを担当させていただいています。
ここまで伺う症状は 40肩の初期症状のようですが、先日お会いした時には そのような気配はありませんでした。
「何か、変わったことをしましたか?」と返送すると…
「ゴルフのレッスンで、棒を肩に担いで、棒体操をしたのよ、それから…」
…というお返事。
なるほど!
Tさんの姿勢は 頭が 胴体より前に少し出ていて、肩甲骨の面が 普通の人より前側に閉じています。
こういうタイプの人が 自然に棒を頭の後ろに担いだ場合、肩の後ろ側が負担となります。
肩の高さで腕を横に上げてください。
真横よりも、やや前側(20~30度)に…前を向いたまま、腕が視界に入る位置で上げたほうが、肩の後ろ側に違和感を感じないでしょう。
この位置を肩甲骨面(Scapula Plane)と言います。
肩を正しく使うには 重要なキーワードとなります。
もし、真横あるいは身体よりも後ろにあげる場合、肩甲骨の内側から力を入れ、背骨側に寄せると、肩の後ろ側は すっきりと違和感を感じないでしょう。
もし、肩甲骨を内側(背骨側)に寄せることをせず、腕を後ろへ引くと、肩関節に負担となり、そこで腕のひねりなどを入れると、肩関節を痛めてしまいます。
腕を身体の後ろへ引く動作や、肩よりも上に腕を上げる動作は 肩から腕を動かすのではなく、肩甲骨から腕が翼のように続いて(これをひとまとめにして上肢帯と呼びます)動かすと、肩関節の負担が少なくてすみます。
腕を動かすのではなく、肩甲骨の位置や動きが重要となります。
40肩も 肩の動かし方の間違いの積み重ねと言っても良いでしょう。
案の定…
「腕を逆手に変えたとき、痛っ!と思ったの…」
身体のメカニズムが わかっていれば、その情景を見ずにでも、そのアクシデントの原因は予測できます。
しかし、身体のメカニズムをわかっていなければ、肩の動かし方の間違いに気づく事すらできず、そんな事でアクシデントが起こるも想像できないでしょう。
それは 体操だけにとどまらず、安全で効率の良いスイングを作っていく過程でも、必要不可欠なことだと思うのですが・・・。
特にゴルフを習う人は 中高年者も多く、おそらく毎月毎週発売されるゴルフ雑誌のセオリーは 硬く弱くなった中高年の身体には 当てはまらないでしょう。
肩甲帯の動きが悪いにもかかわらず、ゴルフ教本のセオリー通りのスイングをしていて、肩を痛め、手術に至ったケースを何度も見ました。
また肩の障害に関しては 肩甲帯の動きが悪いことが原因でなく、少年野球や若いスイマー達にも多く、コーチが“肩の正しい使い方”を理解し、動作を指導していない場合が多いようです。
詳しくは コチラへ…野球のコンディショニングを指導されている水野さんのサイトは おススメです!!
肩甲骨面(Scapula Plane)についても詳しく説明されています。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~mzcn/technical-c2_print.html
…というメールは ゴルフでは シングルの腕前のTさん、パーソナルトレーニングを担当させていただいています。
ここまで伺う症状は 40肩の初期症状のようですが、先日お会いした時には そのような気配はありませんでした。
「何か、変わったことをしましたか?」と返送すると…
「ゴルフのレッスンで、棒を肩に担いで、棒体操をしたのよ、それから…」
…というお返事。
なるほど!
Tさんの姿勢は 頭が 胴体より前に少し出ていて、肩甲骨の面が 普通の人より前側に閉じています。
こういうタイプの人が 自然に棒を頭の後ろに担いだ場合、肩の後ろ側が負担となります。
肩の高さで腕を横に上げてください。
真横よりも、やや前側(20~30度)に…前を向いたまま、腕が視界に入る位置で上げたほうが、肩の後ろ側に違和感を感じないでしょう。
この位置を肩甲骨面(Scapula Plane)と言います。
肩を正しく使うには 重要なキーワードとなります。
もし、真横あるいは身体よりも後ろにあげる場合、肩甲骨の内側から力を入れ、背骨側に寄せると、肩の後ろ側は すっきりと違和感を感じないでしょう。
もし、肩甲骨を内側(背骨側)に寄せることをせず、腕を後ろへ引くと、肩関節に負担となり、そこで腕のひねりなどを入れると、肩関節を痛めてしまいます。
腕を身体の後ろへ引く動作や、肩よりも上に腕を上げる動作は 肩から腕を動かすのではなく、肩甲骨から腕が翼のように続いて(これをひとまとめにして上肢帯と呼びます)動かすと、肩関節の負担が少なくてすみます。
腕を動かすのではなく、肩甲骨の位置や動きが重要となります。
40肩も 肩の動かし方の間違いの積み重ねと言っても良いでしょう。
案の定…
「腕を逆手に変えたとき、痛っ!と思ったの…」
身体のメカニズムが わかっていれば、その情景を見ずにでも、そのアクシデントの原因は予測できます。
しかし、身体のメカニズムをわかっていなければ、肩の動かし方の間違いに気づく事すらできず、そんな事でアクシデントが起こるも想像できないでしょう。
それは 体操だけにとどまらず、安全で効率の良いスイングを作っていく過程でも、必要不可欠なことだと思うのですが・・・。
特にゴルフを習う人は 中高年者も多く、おそらく毎月毎週発売されるゴルフ雑誌のセオリーは 硬く弱くなった中高年の身体には 当てはまらないでしょう。
肩甲帯の動きが悪いにもかかわらず、ゴルフ教本のセオリー通りのスイングをしていて、肩を痛め、手術に至ったケースを何度も見ました。
また肩の障害に関しては 肩甲帯の動きが悪いことが原因でなく、少年野球や若いスイマー達にも多く、コーチが“肩の正しい使い方”を理解し、動作を指導していない場合が多いようです。
詳しくは コチラへ…野球のコンディショニングを指導されている水野さんのサイトは おススメです!!
肩甲骨面(Scapula Plane)についても詳しく説明されています。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~mzcn/technical-c2_print.html
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