元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

落語的生活

2011-06-28 22:53:48 | おたのしみ
本を購入・・・

その1: 「江戸に学ぶエコ生活術」
唯一見ていたドラマ「仁 Jin」が終わってしまいました。
江戸時代に生きれば、フィットネスインストラクターなど必要ないでしょうね。
何をするにも体を動かさなければいけませんからね。
ほぐし・ストレッチは あっても良いかもしれませんが。

この本を買おうと思って本屋に行ったのではなく、本命は・・・

その2:「落語的生活 ことはじめ  大阪下町・昭和十年体験記」
著者は 落語作家の くまざわ あかねさん。
以前から お名前だけは知っていたのですが、土曜日の超古典落語の会でご本人をお見かけして、お若い事にビックリして、さっそくインターネットで検索してみると、この本を出されていて・・・
本の題名通り、落語作家として昔の暮らしを実際にした!?というのだから、またまた興味津々!

私も性格的に仕事は トコトン追求する方で、くまざわさんのプロ意識に共感いたしました。

それとは別に、趣味として落語をはじめたのは 落語が好きだったからでなく・・・
(なんと!?落語教室に行くまで1度も落語を聞いたことはなかったという恐ろしい事実)

日本の歴史に敬意を持って日本人として日本の文化を大切にしたい・・・
という気持ちがあったから。
タンスに眠っている着物もできるだけ普段、着たい・・・というのは 実行できていないんですけどね。
笑いは 楽しいし、学ぶこともたくさんあるのですが、なぜか自分にシックリ馴染んで、どんどんハマっているのは 懐かしい愛着みたいなものも感じたからかもしれないな~と、この本を読んで感じました。

この本の冒頭に、くまざわさんが昭和十年生活を始めるにあたって、家探しの条件が・・・
その一、近くに商店街があること
その二、銭湯があること
その三、昔からの建物があること

小学校6年生まで私の住んでいた町は この3つの条件にピタッと当てはまります。
千日前商店街に住み、日常の買い物は 黒門市場。
小学校からの帰り道・・・「ちいちゃん、おかえり~」「ただいま~」を家に帰るまで、何度繰り返したことか?!
買い物も スーパーマーケットより対面販売が好きです。

家には お風呂がなく、銭湯でした。小学校の友達は ほとんど銭湯でした。だから、夜また会えます。

家の横は 芸人さんたちの常宿の上方旅館(現トリイホール)、家の前は 角座の楽屋口前、
私が住んでいた町は 落語「道具屋」で出てくる“坂町”です。
落語に知っている地名が沢山出て来ることも嬉しいのです。

現代の生活をしてはいましたが、昔の名残りを多く残している地、人に囲まれて育ったことが かなり影響して、落語好きになったことにも関係しているのかな~と思います。
いつも落語的会話、コミュニケーションが現場で行われていた楽しい幼少時代でした。

くまざわ あかねさんの「落語的生活ことはじめ」、後半も楽しみです。


昭和10年と言えば、通っていた精華小学校が創立してまもなくのことですが、・・・
昭和初期創立の小学校にしては 鉄筋コンクリート地下1階4階建て屋上あり、エレベーター2機、暖房設備あり・・・
と、かなりハイカラです。
街歩きツアーで体操教室の方々をご案内したり、精華小学校舎愛好会の事務局をお手伝いしておりますが、この度、精華小校舎愛好会では、平松邦夫大阪市長へ「もと大阪市立精華小学校・幼稚園校舎の保存活用に関する要望書」を提出することといたしました。
ご賛同いただける方はご署名をお願いいたします。
http://seika373.com/





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