元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

健康格差

2013-02-26 22:12:59 | 健康
昨日のニュース・・・
「糖尿病運動で死亡のリスクが半分以下に!」糖尿病の患者が、毎日、30分以上の早歩きに相当する運動を行った場合、ほとんど運動しない患者と比べて病気が悪化して死亡するリスクが半分以下になる、という研究結果を厚生労働省の研究班がまとめました。~NHKニュースより

運動が糖尿病だけでなく、その他メタボリックシンドローム(高血圧、高脂血症、高体脂肪率)の予防改善に効果があるとされています。
ロコモティブシンドロームなんてものは 運動器疾患ですから運動器(筋肉・関節)の機能を良くするには運動。
「脳を鍛えるには運動しかない」というベストセラー本もあります。
脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方
脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方 [単行本]
これは学術的で良い本でしたよ。

継続している運動指導現場では その効果が実感できます。
そうすると、昨日のニュースは いまさら何を言っているのだ?!って事に。

一方、単発の健康講話でお会いする方々は 運動習慣がない方、または運動の経験はあるけれど、きっちりと指導を受けていない方でメタボやロコモの危険因子を持っている人が多い事も実感しています。
在宅訪問パーソナルトレーニングは 病院でのリハビリを受けることができないリハビリ難民の方もいらっしゃいます。
そうすると、昨日のニュースは ええことを言って頂いた!!って事に。


昨日は 兵庫県神崎郡福崎町の中播磨給食施設協議会様の研修会で「腰痛予防の運動」を講義いたしました。 20名中18名の方が大なり小なりの腰痛をお持ちでしたが、日常で運動を行っている人は1名でした。
2時間の講義を行いまして、運動実技もたっぷり行いましたが、近くで疾患に対する運動指導を受ける施設や指導者がないという事が問題。

厚生労働省では地域包括ケアシステムと称して疾病予防・介護予防を行おうとしているようですが、健康日本21と同様、一般の人に浸透するには どれほど時間がかかるのか?




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