*今日のたね*
膝関節の痛みを予防するには 歩くより、まず局所的な筋力強化を。
************************
変形性膝関節症の患者さんが 弱くなった脚の筋肉を鍛えるためにウォーキングを行っている…ということをよくお聞きします。
それで経過が良くなっているかとお聞きすると、ほとんどの場合、「NO」です。
なぜ変形性膝関節症になったのか???
アクシデントがあって関節を支える靭帯を損傷した・・・などを除くと、筋力の低下(筋肉量の減少)によって体重を支えきれずに変形を起こしたケースが ほとんどです。
筋肉の量は 膝の上の大腿部に力を入れ、筋肉の盛り上がり(大腿四頭筋)を見比べ、触り比べてみると、わかります。
人それぞれ、1人でも左右の筋肉の太さは 異なります(個別性の原則)
この大腿四頭筋の量が少なくなるほど、立った時、歩いた時に体重が膝関節に負担をかけます。
まずは 大腿四頭筋をしっかりと鍛えてから 長距離を歩きましょう。
大腿四頭筋を鍛える負荷は すこしずつアップしていきましょう(漸進性の原則)。
レベル1:「負荷をかけずに」 寝て・長座になって大腿四頭筋に力を入れるだけ(アイソメトリック)
レベル2:「膝から下を負荷にして」 座って、片方の膝を伸ばす(レッグエクステンション)
レベル3:「脚全体を負荷にして」 寝て、片脚を伸ばした状態で持ち上げる(レッグレイズ)
その後、立った状態で負荷をかけていきます。
じゃあ・・・スクワットかな??
漸進性の原則に基づき、少しずつ負荷をプラスすると考えると、、、
壁に背をむけ、もたれて(ボールをあてるとGOODです)膝の曲げ伸ばし(ウォールスクワット)
・・・ゆくゆくは 脚を踏み込みながら膝を曲げる、片脚スクワットなどにプログラムをつなげていきます。
漸進性の原則を考えるとき、いつも赤ちゃんを思い描きます。
仰向け→手足持ち上げバタバタ→ねがえり→身体を反らせる→すりばい→はいはい→つかまり立ち→つたい歩き→歩けました☆ 素晴らしい漸進性!
腹筋背筋運動で、赤ちゃんの発達発育をイメージしながら、プログラミングをする事もあります。
エクササイズを考えるにも、スポーツ動作を分析する時にも“漸進性”を細かく考えると、たいへん役に立ちます。
さあ…ちょっと膝の具合に不安を感じるみなさん・・・
歩く事も良い運動ですが、今の大腿四頭筋の筋肉量は どうでしょう??
膝関節と大腿四頭筋と、よく相談しながら、歩行距離を決めてくださいね。
運動を始めるなら、よく身体と相談をして、少しずつ、少しずつ・・・。
美容整形のように、あっと言う間の変化は ありませんが、エクササイズをやれば、やったなりの効果が必ず現れます。
継続が大切です。(継続性の原則)
人それぞれ違うけれど(個別性の原則)、スタート地点は それぞれに、そこから 少しずつ増やし進んで(漸進性の原則)、継続する事が 大切です(継続性の原則)
トレーニングの原則って、人生の原則にもなるなぁ。
膝関節の痛みを予防するには 歩くより、まず局所的な筋力強化を。
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変形性膝関節症の患者さんが 弱くなった脚の筋肉を鍛えるためにウォーキングを行っている…ということをよくお聞きします。
それで経過が良くなっているかとお聞きすると、ほとんどの場合、「NO」です。
なぜ変形性膝関節症になったのか???
アクシデントがあって関節を支える靭帯を損傷した・・・などを除くと、筋力の低下(筋肉量の減少)によって体重を支えきれずに変形を起こしたケースが ほとんどです。
筋肉の量は 膝の上の大腿部に力を入れ、筋肉の盛り上がり(大腿四頭筋)を見比べ、触り比べてみると、わかります。
人それぞれ、1人でも左右の筋肉の太さは 異なります(個別性の原則)
この大腿四頭筋の量が少なくなるほど、立った時、歩いた時に体重が膝関節に負担をかけます。
まずは 大腿四頭筋をしっかりと鍛えてから 長距離を歩きましょう。
大腿四頭筋を鍛える負荷は すこしずつアップしていきましょう(漸進性の原則)。
レベル1:「負荷をかけずに」 寝て・長座になって大腿四頭筋に力を入れるだけ(アイソメトリック)
レベル2:「膝から下を負荷にして」 座って、片方の膝を伸ばす(レッグエクステンション)
レベル3:「脚全体を負荷にして」 寝て、片脚を伸ばした状態で持ち上げる(レッグレイズ)
その後、立った状態で負荷をかけていきます。
じゃあ・・・スクワットかな??
漸進性の原則に基づき、少しずつ負荷をプラスすると考えると、、、
壁に背をむけ、もたれて(ボールをあてるとGOODです)膝の曲げ伸ばし(ウォールスクワット)
・・・ゆくゆくは 脚を踏み込みながら膝を曲げる、片脚スクワットなどにプログラムをつなげていきます。
漸進性の原則を考えるとき、いつも赤ちゃんを思い描きます。
仰向け→手足持ち上げバタバタ→ねがえり→身体を反らせる→すりばい→はいはい→つかまり立ち→つたい歩き→歩けました☆ 素晴らしい漸進性!
腹筋背筋運動で、赤ちゃんの発達発育をイメージしながら、プログラミングをする事もあります。
エクササイズを考えるにも、スポーツ動作を分析する時にも“漸進性”を細かく考えると、たいへん役に立ちます。
さあ…ちょっと膝の具合に不安を感じるみなさん・・・
歩く事も良い運動ですが、今の大腿四頭筋の筋肉量は どうでしょう??
膝関節と大腿四頭筋と、よく相談しながら、歩行距離を決めてくださいね。
運動を始めるなら、よく身体と相談をして、少しずつ、少しずつ・・・。
美容整形のように、あっと言う間の変化は ありませんが、エクササイズをやれば、やったなりの効果が必ず現れます。
継続が大切です。(継続性の原則)
人それぞれ違うけれど(個別性の原則)、スタート地点は それぞれに、そこから 少しずつ増やし進んで(漸進性の原則)、継続する事が 大切です(継続性の原則)
トレーニングの原則って、人生の原則にもなるなぁ。
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