元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

重要性の探究

2012-11-21 11:19:18 | 健康
「寝ると、背筋も膝も伸びる。 起きて立つと、背筋も膝も曲がる。
寝ると、膝は痛くないのに、起きて立つと、膝が痛む。
どうしてだか、わかりますか???」

「どうなってんでしょ?! 
いやいや、先生の言われたように運動をします。
でも、ついつい、さぼっちゃうんですよね。」

「いえいえ、私が言うからではなく・・・
どうして、寝ると背筋も膝も伸びるのに、起きて立つと、背筋も膝も曲がるのでしょう?
どうして、寝ると膝は痛くないのに、起きて立つと、膝が痛むのでしょう?」

「さあ~~??? どうしてでしょう???」
と、思っているうちは 膝痛を改善すべく対策(運動・体重減量)に取り組む心構えができていない
ので、またまた「さぼっちゃう」ことになるでしょう。

(寝ると、背筋も膝も伸びる。 起きて立つと、背筋も膝も曲がる。)
→ 体を支える抗重力筋の筋力が低下しているため、立つと関節が曲がります。
もっと重度になれば、軟骨が擦り減って関節は変形し、寝ても膝や背骨は曲がってしまいます。
軽度のうちに筋力を回復するに越したことはありません。
80歳を過ぎてもトレーニングをすれば、効果があります。

(寝ると、膝は痛くないのに、起きて立つと、膝が痛む。)
→ 立って荷重すれば痛みが出るということは 関節を支える筋力よりも関節に負担をかける体脂肪の荷重が多いということです。軽度の膝痛であれば、体重を適切に減らすだけで、痛みが軽減します。

なぜ、これをしないといけないのか?が、ちゃんと理解できると、やる気も起こると思います。

学生の頃、母親は やたらと「勉強しなさい!」と言っていましたが、なぜ勉強をしなければいけないのか?ということを説いてくれませんでしたので、へへ~・・・と舌を出して勉強しませんでした。
大人になって、えらい事になったと後悔をしています。
娘には 「えらい事」=「ママは ぼちぼち仕事を頑張っているけれど、学生時代に勉強をしなかったから、もうちょっと上を目指そうと思っても、ボチボチ止まりで、いやンなるよ~。もっと勉強しとけばよかったわ~」
と、さりげなく説き、けっして勉強せいと言わぬども勉強するようになりました。


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