元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

安逸なるべからず

2012-11-20 23:08:38 | 身体

本日、宝塚教室に新しい生徒さんKさんが来られました。
既存の生徒さんOさんのお知り合いで、
Kさん「あなたは どうして、そんなにお元気なの?」
Oさんの「体操をしているからよ!」という言葉に誘われ、入会されました。
しかし
問診を行うと、、、
20年近く前から膝痛と腰痛があり、ドクターにも運動を勧められ、1日20回の脚挙げ体操を教えられたものの、
「1日したけれど、できないわ~!」
あらら?! 痛みを改善する運動は お薬と同じで1日適量をしなければ改善しないのですけどね。
体重をお聞きすると「さあ??70kgぐらいかしら??」
身長155cmですよ。過体重だとの自覚もないようです。

それでは、日常生活の中で、どれぐらい歩いていますか?とお聞きすると、
「歩くのは大嫌い!! うちにいて、じぃ~としているのが好きなんです。」

さてさて、Kさんは 体操教室を続けることができるでしょうか?!
Kさんへの宿題は 運動ではなく、毎日、体重を測っていただくこと。
動かないでいた身体が どうなっているのか?自分の体を自覚することから始めます。

Kさんの言葉に反応したのは、同じく「歩くの大嫌い!」のNさん…
「私も家で、じ~っとするの大好きです。でも、この体力を(39歳なのに60歳代と同レベルなんですけどね)維持しようと思ったら、ずっと運動を続けなければいけないんでしょ?え~信じられない!」

『ずっと食べ続けなければいけないなんて、信じられな~い!?』ですか?!
こんなことは思わないのにね。
現代生活は 身体活動が少なすぎるので、意識的に動かなければ、運動不足になります。適切な食習慣と、運動習慣を持つことは健康維持には必要なのです。


動くのが嫌い、、、
昔々ならば、農耕作業や狩をしなければ、食べられなかったので、動くのが嫌い!なんてことは言っていられなかっただろうな~
動かなければ(働かなければ)食べれない…
って考えていたら、こんなニュース…
体力だけでなく、知性も?!
朝日新聞より~
「ヒトの知性、6千年前ピーク? 米教授「狩りやめ低下」
 人類の知性は2千~6千年前ごろをピークにゆっくりと低下し続けているかもしれない――。こんな説を米スタンフォード大のジェラルド・クラブトリー教授が米科学誌セルの関連誌に発表した。

 教授の論文によると、人類の知性の形成には2千~5千という多数の遺伝子が関係しており、ランダムに起きる変異により、それらの遺伝子は、働きが低下する危険にさらされている。

 一瞬の判断の誤りが命取りになる狩猟採集生活を送っていたころは、知性や感情の安定性に優れた人が生き残りやすいという自然選択の結果、人類の知性は高まっていった。」




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