元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

進化と退化

2020-02-24 00:22:40 | 健康
2月22日は猫の日だそうですね。
猫と言えば、お仕事の中で「猫背予防」と使いながら猫に申し訳ないな〜という気持ちが湧きます。
猫にしてみれば、
「これは正常姿勢です。」と言っているのではないかと思います。

人間は進化を遂げ、直立2足歩行になったため、背骨は緩やかなS字カーブを描き、頭と胴体と脚は垂直につながっている・・・はず。
手足の自由度が大きいので4つ足歩行動物より、骨盤も肩甲骨も背骨と平行に広く存在する・・・
はず。
4つ足動物は肩甲骨も骨盤も長細く胴体の外側につくそうです。
人間も背中を丸くし、頭をひょっこり前に倒していると肩甲骨が外側に、そして前方に倒れていきます。
いつの間にやら2足歩行ではなく杖を頼りにすることにもなります。

深海魚は真っ暗な海底に見えることはないので目が退化しなくなってしまうそうです。
人間の体も使わなければ退化します。
運動プログラムを作る時、生徒さんの姿勢を見て、この人の退化しつつある箇所を見つけ、エクササイズを選びます。
成長してから死ぬまでの姿勢の変化は人間が一番大きいかもしれないな〜
個人差がかなり大きいのも人間の特徴でしょう。
健康状態、心理状態で姿勢は変化します。
元気な高齢者は姿勢変化曲線は緩やかです。

今日、久しぶりに会った娘に
「ママ、ちょっと小さくなったんじゃない?」
と言われました。
退化してる?! 危ない!危ない!


左側:体操教室の生徒さん 右側:病院通院中の患者さん
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ざんねんないきものを読みながら、にんげんを考えます。
この体が当たり前だと思わないように。
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