しゅっ！

問題です。

「しゅっとした」
とは　どういう意味でしょう？？

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「この動作、まえより　しゅっと出来るようになってますよ。」
「しゅっとして、かっこよぉ～なりましたよ。」

運動効果の評価としては　なんと信憑性の欠けた言葉なのでしょう。

「しゅっとした」とは　“かんさい絵言葉辞典によりますと、「あかぬけた」という意味でございます。
例文としましては、
「この役者さん、しゅっとしてて　かっこいいね。」

今日、「しゅっとして・・・」と連発したお相手は　脳卒中の後遺症、片麻痺のMさん。
Mさんは　関西ことばの名手（？！）ですから、、
「そうでっか！？」とお相手してくださいます。

死滅した脳神経細胞を確かに感じました。
でもトレーニングを始めて、新たな神経ネットワークが動き始めた事も感じるようになりました。
動き始めた脚に対して、感覚が麻痺しているご本人は　
「なんでや～？！　なんでや～？！」
と動いている事が信じられない様子でした。
たくさんの言葉や数字でコミュニケーションを取り、運動効果を確かめあう事ができませんが、
動作をビデオにおさめ、だんだんしゅっとしてきた動きを確認していただいています。
今日も「しゅっとしてきた！」をなんべん連発した事か？！

Mさんとの合言葉・・・
「ぼちぼち、いきまひょ」