元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

膝と股関節

2012-01-19 21:15:35 | 身体
変形性膝関節症のSさん・・・

『今日は どうかな?』
とSさんを見ると・・・
『今日も忘れてるぅ~!!』

待合の椅子に腰をかけるSさんは いつも脚をパ~っ開いて座っています。

変形性膝関節症の運動プログラムの中に、股関節を内側へ膝を閉じる内転筋のエクササイズが含まれています。
エクササイズをする事も大切ですが、日常動作の中で正しく身体を使い、筋肉の機能を維持していくことがエクササイズ以前に心がけたいところです。

内転筋エクササイズ指導の際、
「日常でも股関節を広げす、膝を閉じて座ったり、立ったりしましょうね。」
と何度か、お話ししているのですが、今のところ変わらずで、残念。

膝の痛み予防に大切な股関節のストレッチも日常で実施されておらず、、
「ここに来たら、膝が治るねん。」
と、ストレッチを施術して筋肉の硬直が緩和。股関節とともに膝関節の可動域も上がり・・・
「あ~ラクになった!」
と帰って、1週間後には また硬直と繰り返し、現状維持しています。

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ストレッチ前とストレッチ後・・・こんなにも可動域が変わります。そして、痛みも軽減されます。
関節軟骨や骨の消耗レベルで重度な症例は除き、筋肉のコンディションを整える事で痛みが和らぐ変形性膝関節症が多いことを経験しています。
そして、ポイントは 膝関節が痛いから膝!ではなく、股関節が大切だと感じます。

 


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