11月にしては暖かい日が続いていましたが、
昨夜は「この冬一番の冷え込み」となりました。
暖房をいれるか、もう一枚着るか、迷うところ。
先週、早めに薪ストーブの「試し焚き」をしました。
本格的に寒くなってから不具合がみつかると困るので。
一昨年の冬は、とつぜんストーブが壊れまして。
それも寒の最中だったので、大あわて。
薪ストーブというのはぶあつい鋳物でできていて、
それ自体はきわめてシンプルで頑丈なんですが、
直火のあたる部分はどうしても少しずつ劣化します。
このときは、いきなり「がこん!」と大きな音がして
二重になった内側の天井部分が落下し、
使用不能になってしまったのでした。
そこらで普通に売っているものではないし、
買ったとしても重くて重くて…150キロくらいあるので、
男の人が四人がかりでないと動かせません。
(これから、とくに退職後の生活で、購入をお考えの方は、
「安定した薪の調達ルート」とともに
「いざというとき人手を集められるかどうか」まで
念のため考えておくことをおすすめします)
新品のストーブは「慣らし」という手順が必要で、
ほんとは数日かけて少しずつ焚かないといけないのです。
しかもその間、表面の塗料が焼けてすごいにおいと煙が出る。
つまり、焚いても窓は全開、というトホホな状態で…。
さあ、今年は大丈夫かな。
煙も漏れないようだし、薪もよく乾いているし。
外から帰ってきた真鈴が「あ!」と目をまんまるにして、
「これ知ってる! えーと、えーと、なんだっけ?
前にもあったよね。あったかいんだよね」
近寄りながら、もうひとりでに喉がごろごろ鳴っちゃってます。
「大きくてあったかいもの」はすべて猫にとって「おかあさん」ですね。
そして猫の好きなものは、わたしも好き。
(いや、マタタビとか、カマキリさんとかは除いて…)
ダヴィンチ12月号「眺めて楽しい犬猫BOOK25冊」というページで
絵本「ハコちゃんのはこ」を紹介していただきました。
その右上には、以前ここでも書いた駅長猫たまちゃんの本、
左のほうには話題の「ねこ鍋」の本、
他にもいろんな犬猫本がのっていて、あっちこっち気になります。
うちに実物猫が4匹もいて、自分でも猫本をたくさん書いているのに、
よそのまでみんな可愛くて、まったく困るなあ、猫は。