閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

椅子

2019-12-19 18:42:34 | 日々

椅子をひとつ買った。
ひとり掛けの安楽椅子。アームチェア。
といっても、どっしりと立派なものではなく、自力で2階に運び上げられるくらいの大きさと軽さ。
本を読むための椅子だ。

以前から机の前に椅子はある。キャスター付きの回転椅子で、オフィス用のちょいと上等なやつ。買ったのは30年くらい前かな。ガス圧だか何だかで無段階で高さ調節ができるというのが、当時は新しかった。
机の真ん中にはパソコンがのっていて、椅子の高さも、照明も、すべてパソコン仕事がしやすい環境になっている。そのため、字を書いたり本を読んだりするにはあまり適していない。
部屋には、収納を兼ねた低いスツールも2つあるけれど、これは「収納もできるスツール」というよりは「腰かけても壊れない収納箱」なので、長くは座っていられない。
手紙を書くときは別室の小さいデスクを使うことにしている。本はもっぱらベッドに持ち込んで、ナイトランプでちびちび読む。しかし、寝ながら読めるのは文庫本くらいで、ハードカバーは無理だ。
最近、資料本がなかなか読めず、ぶあついのが何冊か積んだままになっているのをちらちら見ているうちに、そうだ、椅子を買おう、と思いついた。
うちには、ソファのようなものはひとつもない。どうせ猫どもが泥足で乗ったり爪といだりするに決まっている。きれいな状態を保つのが大変そうだから、これまで欲しいと思ったことがなかった。
だけど、そうか、自室に置く自分用のだったら、毛だらけでも、ぼろぼろでもいいんだ。誰が見るわけでもないし。
背もたれがあって、ひじ掛けがあって、ゆったりくつろげるような椅子がいいな。たまにはお昼寝もできたら、もっといいな。

ということで、仕事用でも食事用でもない椅子を、初めて買ってみたわけです。
ほんとは家具は通販で買いたくない。特に椅子は、自分で座ってみなきゃわからないものだけど、田舎の端っこのほうに住んでいると家具屋が遠い。というか、どこまで行けばそれに「座ってみる」ことができるのか、まったく見当がつかない。おそらく交通費でもうひとつ椅子が買えてしまうだろう。
迷ったあげく注文して届いたのは、大きめの座椅子に脚が生えたようなもので、お値段以上ではなく、高級感のカケラもないけれど、座り心地は意外とわるくないので、ほっとした。
硬すぎず、柔らかすぎず、すっぽり身体が沈んで、沈みすぎず、腰もちゃんと支えてくれ、背もたれは飛行機のファーストクラス(乗ったことないけどね)みたいに高く、頭を預けると、たちまちふわぁーっと心地良い眠りに誘われる。

あ…寝ちゃ駄目だ! 本読むんだ!



そして、たちまち椅子とられる。


落ち葉の中に、小さいピンクの花を発見。背丈はやっと5センチくらい。
ベゴニア??
うちではこれまで植えたことが一度もなく、いったいどこから来たのか…春にキャットニップをもらったとき、元のお家からついてきたか、買った花の土に種子が混ざっていたのかな。
調べたら、ベゴニアは南米出身で寒さには弱いそうで、冬は室内に入れよと書いてある。どうしよ。


ぶれた、のではありません。窓ガラスにうつっているところ。
二重ガラスだとこうなるのか。

 

びわの花。

 

あれは誰かな。ジョウビタキ君かな。

 

玄関リースをバージョンアップ。杉とヒイラギをプラス。

 

本日の「いいね」…じゃない。

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現場はどこも厳しいよね。

 

コメント
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