ヒットしまくり
怠惰なコメント
咲かせてみようと
躍けてみても
展開のしない
黄昏グラウンド
人気のない天国で
大音量で流れるララバイ
逆さに立っても
目に映らない嘘の断崖
. . . 本文を読む
真っ白な妄想の層を
切り崩した末に顕現させるまやかしは・・・・・・
例えば
ありふれた凍土の嗚咽なのか
見つかるのは
朝日に融けたユキちゃんの涙・・・・・・
楽観主義の体で投げうった
私有財産の亡骸を
そっとカバンへと仕舞いこんだのは
冬が終わる頃
タキシードに身を包んだ神が
まるで赤の他人のように見えたのは
働いてひどく草臥れた午後だった・・・・・・ . . . 本文を読む