頬の上を伝う水色
正直 誰の前でもこうなるわけじゃない
珈琲缶の空いた内側に溜まる寂しさ
かたちに寄り添いたいわけじゃない
もっと内側の 内面の温かさに触れたいんだ
鬼に見つかる前の子供の危うさ
あの妙な心の高ぶりを
今 あの人の前で感じている
僕の内面がさらけ出される前の感覚
あの日の空き缶の中身がこぼれるような
熱さも冷たさも共に生きていく感覚だと
かたちもないものに想いを寄せ
生きている
この夜の同じ穴のムジナのように
共にリズムを鳴らして
好きな人と共にある人生を
かたちあるものに愛の海を
咲き零れる花に真の栄光を
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