水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

言語の病

2021年09月23日 18時04分01秒 | ぽつり一言

 いつの日からか言葉が喉に詰まるようになった

 この呪われた喉元を洗い流してみたい

 この高い城壁に囲まれた心を救いだす術はないものか

 慢心という心の熱さでその水温は鈍く熱せられ その水質は極限まで澱んで 濁り 心はヘドロのように汚れてしまった

 

 あなたと僕の間を流れる小川に沿って

 並んで座り

 流れのままにその荒れた心を清めたい

 

 その清められた心は人類の大洋へと帰りゆく道筋を行くのだから


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