君と重ねた手
手を尽くして手繰り寄せた未来
君と踊り明かして照らした世界
ありふれたままで終わらないで
もっと目を
もっと耳を
もっと口を
もっと鼻を
寄せて
技巧的になりきれない夜を遡って
その河で産卵するように愛を知り
扉を開けた僕は新世界の淵へ流れ込む . . . 本文を読む
難しく考えない
ただただシンプルに考える
その道筋
殖える未知数
どこまで行っても
君は記念碑
僕の人生の道程に高くそびえる
君の言うことに耳を傾けると
耳が痛いし 熱くもある
僕の脳味噌に刺激をくれる
ときに苦い毒のように
ときに甘い蜜のように
寂しくなったら歌うよ
君の歌を
ふたりで合わせた日々のリズムを
深く 熱く 何より甘く . . . 本文を読む
溶け合う意識のその向こう
落ちてゆく夕陽がある
寂しく手を振る君の名残りを
僕は帰り道ひとり噛み締める
ふたり手と手を触れ合わせれば
まるで枯れ葉の自然発火のように
摩擦熱で熱くハートが燃える
萌えた好意の向かう先で
咲き誇る麗しい華がある
愛は今確かにこの手の中に
この口の中に
この管弦窟の中に
真っ白な想像が
薄汚れてしまわないように
溶けた意識を互いに混じり合わせながら
永遠の喜びを . . . 本文を読む
まっすぐに憧れて
まっすぐに君の許へ
君が雪の最中で笑うから
僕もまっすぐ君へ向かえる
理解とか熱心に求めるなら
見ないとは最も愚かな行為
ラビット跳んでは
目をつむって
あり得ぬ思いを振り払う
降り積もる雪に紛れて
溶け出すうさぎの意識
もし願いが叶うなら
最も永遠に近い誓いを望むだろう
それはありふれた祈りのかけら
悩みがてら吐き捨てた不満をかき消し
大地を丸ごとくるみこむ愛の姿 . . . 本文を読む
ポップ&ステップで紡ぎ出せ
鮮やかな未来 軽快な理外
ときたま伏せたその理由も
再び沸き上がらせろ大胆な自由の精神で
ロック&クラップで歌い出せ
新自由主義を打ち砕く調べを
僕らは明るい未来を語れる
僕らは明るい未来を創れる
僕らは明るい未来を迎える
伝える 伝わる 理のこと
いつの日にか雪降る時代にも
想い出してほしい
この燃えるような熱い火を
皆で灯した共感の火を
共に果たした煉獄の日々を . . . 本文を読む
差
脆さ
危うさ
白さ
胡散臭さ
白うさぎのように軽快に詐欺
なんでこんなに汚れてんだ
うさぎは嘆く
いつの間にか汚れた尻尾をしり目に駆け出す
寒くなった浮き世に捧げるダメージ
この一発で変われやムーブメント
メメントモリも終わる新時代
死なんか想わなくても生きてられる時代に
詩を書く我らスノームーミン
スノビズムを蹴散らし
浅い思慮を駆逐し
いっぱしの技術で企むレボリューション
差
脆さ
. . . 本文を読む
仲間だから
中まで追い続けたいよ朝まで
浅ましくも果てるお決まりのコースで
通す針の穴とあなたの潤う口
理解不能を歌い文句にこの度道連れ要は情けない俺に付き合ってくれる女性が現れ 僕は微塵の不信も持たず駈け始めるのです
ラッキー サブリミナル アンラッキー
それただ繰り返し君との交信
. . . 本文を読む
置き去りの真実
誰にも明かされることなかった秘密
今宵それが明るみに
月の下
付き合いたいって誓ったあの日から
始まった違いのある俺たち
寂しいとか埋もれてたって
変わんないよ
変われるのは
カワラダのただその名の下に . . . 本文を読む
ほんとうを祈って
確信犯を演じる夜
彷徨うばかりの意志を
黙って手懐けた
あまつさえ胸のなかに抱けないのに
君を手のひらで踊らそうなんて無理な注文だ
僕が欲しいのは
君と踊る夜だ
すべて奪って 悲しみさえも
隠して変わって
明ける朝へ . . . 本文を読む
強く思う
会えない時間に強く思う
奇をてらってばかりのあの日の夏を
なんと名づけよう
この手懐け切れない欲望を
さ迷う夏に放り込んだけど
抑揚のない日々の木曜
包容仕切れない煩悩に翻弄された
泡を食った日曜
酷く冷めた慣用句
法要にも動揺せず
サンロードに反応を示す
悪童に成り下がる
そんな堂々巡りの日々を
堂々と送る俺は一体どう?
乱暴にランボーを読み込んだ僕の
感動の小ささは目も当てられ . . . 本文を読む
闘争重ねて通そう針の穴を
図抜けた合図で壊そう檻を
折を見て話そうあの時の話を
今さらだけど愛し合おう矩を
この時だけのノリを抱きしめ
歩き出そうこの確かな道のりを
夢見ただけの遥かな道を
今度は夢だけじゃ終わらせねえって声高く超えた枠
ワクワク惑星の凍えた感覚を
もう二度と味わわせたくないから
暗幕を引かないようにただサンマ喰おう
時折見せた味のない価値を
重ね重ね取り払おう今後の幸のために . . . 本文を読む