間違いを重ねて
大人になった自分に自問する
風には、成れた?
お前の精神は、明日空気に放たれる
震えながら、あなたを想って空気を
すべての色で、満たすなら…
お前は、風に成れたと言える!
ただ遊び、ただうなだれた青い日々を
思い出しながら、走りつづけるんだ
そんな拙い本気を、僕らは待っている
君の名を呼びながら… . . . 本文を読む
お前はほんとに生きたのか?
まだ死んでも居ないっていうのに、
分かったようなことを、言うんじゃないよ!
叫べば、春の午後
とりとめもない明日を歌った
さ
ありふれたはずの風景を
目を擦ってもう一度見たら
君がいつの間にか視界に入り込んで居た
楽観ばかりで腹は満たせないけど、
悲観の火で熱せられた薬缶ってやつは、
有り得ないほど僕と君の関係にジェラシーを沸かしてる
そんな、朝
光がベッドにその . . . 本文を読む
とりとめもない愛なんてもんも
あるんじゃないかと
疑ってやまない…
あ、焼き鳥とってんじゃねえよ!
俺のだろ!?☆
何に怒っているのか。
隠したままのかわいいこんにゃく!
今夜、味噌つけて喰ってやるからね!
(こんにゃく~)(こんにゃく~)(こんやく~)ってのは、遠野の話だっけ?
ラビットの笑う衛星で
ラッキーを拾い集める男子に出会った
あいつ今でも元気だろうか?
金輪際語らぬと、腹に . . . 本文を読む
街を縫って
間違いを探して
只の勘違いに辿り着いて
繁華街の揺らめきに寄り添って
僕は余りにも愚かな
アイデアを片手に
都会の真っ只中を
駆け抜ける
真っ青な欲望を
かき分けて
辿り着くのは
常に
この朝だ
. . . 本文を読む
広がる都会の騒めきに転がる僕らの後姿には、羽
退屈を並べたショーケースに触れるのは君のか細い、手
流行を追って、崖から飛び降りた悲劇的愚者の結末を想えよ!
六角の建造物の叡智を知って、君は廻るか?
不埒に散ったあなたと僕の馨しい理想も
最終地点へと辿り着いた模様で
荘厳に流れるアリアの居眠りを超える . . . 本文を読む
世界は満たされない故に
満ちている、数多の間違いで
街中で躓く奇跡を、見過ごさないで
ラッキーな涼風が、コンクリートを滑るから
僕らは見える、駆け出した透明な生命の高鳴りが…
夏に開け放たれたコークの警句を、問い直して
明ける夜の鈍臭さを呪って、サイダーに恋する季節を越えて
僕ら、繋がるんだ、明日と昨日のアスファルトを蹴って
夢は、甦る!
忽然と取り合う、誰かの手と手の質感を . . . 本文を読む