水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

列強ざわめく北の夢

2017年08月26日 03時55分45秒 | 現代小咄
何か 何をか 解くに解けない謎のような 兵器を平気で使うような おぼこに育てた覚えはないです 溶けない雪の 儚い夢に 放つことのやるせなさを、今一度思い出して 狭まる世界の父子兄弟よ ロックで居たいなら 愛を欠かさずのたまうのです 晴れやかな日に、孤独の溶ける日を想い 夢にまで見た白を奏でる未来を想い駆けるように . . . 本文を読む

焼きつけて言葉を

2017年08月26日 03時20分16秒 | 詩編
言葉を抜けないと考えてたので、そこらから明日にかけてはなけなしの思想をぶっ放して 放つとも放つわけでもなくただ銃弾のように言葉は居並ぶ 世界を閉じてしまうまえにただひたすら夜の読経をリピートせよ、明けゆく朝空のように耳を開いて 凪は、ひたすら 青に徹する . . . 本文を読む

ロンリービジネス

2017年08月26日 02時50分12秒 | 震災詩篇
理解の境涯を超えた浅瀬のデカダンスを追えよ! ルービックキューブの鯔背な仕組みで 世界の姿勢を組み換えよ らりるれろ、の恐怖よりさきに 見つめられたダイモスの呻きに耳を澄ませよ  花はただひらいた  耳たぶぶらぶら咲く夜に 僕らのロンリービジネスは 朝が来るまで苦境を抜けない… . . . 本文を読む

オープンザタイム

2017年08月23日 22時51分13秒 | 詩編
 着飾った夜空が  僕の独白を透かす  カーニバルが星を見つけては  甘くとろける真夜中に  ミルクをすすって  パーティータイム  微々たるときめきの向こうに  ほころぶ君の笑顔    あの星いくつめかの  バスストップ  振り返る君の背中に流れ星 . . . 本文を読む

ろくすっぽ投げ出すオタマ

2017年08月23日 22時44分25秒 | 詩編
 バニラに攻められた冬に  何度も尻尾巻いて逃げた  溶けては泣き出す女の子の  クルッと巻いたカールに恋して  リレー的感想の落ち着かないざわめきに  冠婚葬祭落ち込んで、は貫く世界の求愛に  心ときめいてる! . . . 本文を読む

傍らの言葉

2017年08月11日 15時10分47秒 | 詩編
 言葉という規制なくして  心は語れない  吹く風の色  囁く波の声  轟く線路の呻き  自然の呼びかけは  いつなんどきでも言葉を通して為される  僕らの泣き叫ぶ声さえ  一種の言葉だ  言葉は  言葉にならないものを語りたいという想いから  そのレゾンデートルを高めてきた  もしかしたら  ほんとうのことは  言えないかもしれない  私たちの想いは水だとして  円形の城壁を囲んだと . . . 本文を読む

出店の海面

2017年08月06日 22時51分11秒 | 詩編
 夜は笑う  久しぶりのみなとまつりに出逢い  屋台は海面にも並び  ブルーかブラックに  橙が重なって  無作為に揺れている  賑やかな祭りの海面は  真っ黒な僕らの瞳の奥へも  沁み込んでくるようだ  ルーラララルラ  いつの間にやら  空には悠然たる華が浮かんでいる    程なくして消えてゆく  いくつもの光の束は  この胸に巣くう  儚げな明日への希望なんてのに  色も形も似ている気 . . . 本文を読む

ルミリー

2017年08月05日 18時39分42秒 | 詩編
ところで ところてん 曖昧な黒蜜かけたいの? それとも心ひとつ 差し上げて欲しいのかしら? 不可解なミラーボールを回しながら 夜を踊り明かす 僕ら目を合わせて 互いの宇宙へ潜り込んで 息も絶え絶えに 成り果てれば 世界は一旦、終幕する . . . 本文を読む

第六感を大切にして

2017年08月03日 23時42分53秒 | 詩編
すべての遊びは 宇宙の言葉、ああいつの間にか熱を帯びる言葉よ! その熱感を持った言葉に肩を預け 光るのだ 己の苦しみを語る術を持て つまりは言葉を磨け 楽観は自然体で 発見するものだ 科学が到達した 明くる日の希望を思えよ! . . . 本文を読む