三半規管の退屈なティータイムに
僕はめいっぱい両手を打ち鳴らした . . . 本文を読む
何か
何をか
解くに解けない謎のような
兵器を平気で使うような
おぼこに育てた覚えはないです
溶けない雪の
儚い夢に
放つことのやるせなさを、今一度思い出して
狭まる世界の父子兄弟よ
ロックで居たいなら
愛を欠かさずのたまうのです
晴れやかな日に、孤独の溶ける日を想い
夢にまで見た白を奏でる未来を想い駆けるように . . . 本文を読む
言葉を抜けないと考えてたので、そこらから明日にかけてはなけなしの思想をぶっ放して
放つとも放つわけでもなくただ銃弾のように言葉は居並ぶ
世界を閉じてしまうまえにただひたすら夜の読経をリピートせよ、明けゆく朝空のように耳を開いて
凪は、ひたすら
青に徹する . . . 本文を読む
理解の境涯を超えた浅瀬のデカダンスを追えよ!
ルービックキューブの鯔背な仕組みで
世界の姿勢を組み換えよ
らりるれろ、の恐怖よりさきに
見つめられたダイモスの呻きに耳を澄ませよ
花はただひらいた
耳たぶぶらぶら咲く夜に
僕らのロンリービジネスは
朝が来るまで苦境を抜けない… . . . 本文を読む
着飾った夜空が
僕の独白を透かす
カーニバルが星を見つけては
甘くとろける真夜中に
ミルクをすすって
パーティータイム
微々たるときめきの向こうに
ほころぶ君の笑顔
あの星いくつめかの
バスストップ
振り返る君の背中に流れ星 . . . 本文を読む
バニラに攻められた冬に
何度も尻尾巻いて逃げた
溶けては泣き出す女の子の
クルッと巻いたカールに恋して
リレー的感想の落ち着かないざわめきに
冠婚葬祭落ち込んで、は貫く世界の求愛に
心ときめいてる! . . . 本文を読む
言葉という規制なくして
心は語れない
吹く風の色
囁く波の声
轟く線路の呻き
自然の呼びかけは
いつなんどきでも言葉を通して為される
僕らの泣き叫ぶ声さえ
一種の言葉だ
言葉は
言葉にならないものを語りたいという想いから
そのレゾンデートルを高めてきた
もしかしたら
ほんとうのことは
言えないかもしれない
私たちの想いは水だとして
円形の城壁を囲んだと . . . 本文を読む
夜は笑う
久しぶりのみなとまつりに出逢い
屋台は海面にも並び
ブルーかブラックに
橙が重なって
無作為に揺れている
賑やかな祭りの海面は
真っ黒な僕らの瞳の奥へも
沁み込んでくるようだ
ルーラララルラ
いつの間にやら
空には悠然たる華が浮かんでいる
程なくして消えてゆく
いくつもの光の束は
この胸に巣くう
儚げな明日への希望なんてのに
色も形も似ている気 . . . 本文を読む
ところで
ところてん
曖昧な黒蜜かけたいの?
それとも心ひとつ
差し上げて欲しいのかしら?
不可解なミラーボールを回しながら
夜を踊り明かす
僕ら目を合わせて
互いの宇宙へ潜り込んで
息も絶え絶えに
成り果てれば
世界は一旦、終幕する . . . 本文を読む
すべての遊びは
宇宙の言葉、ああいつの間にか熱を帯びる言葉よ!
その熱感を持った言葉に肩を預け
光るのだ
己の苦しみを語る術を持て
つまりは言葉を磨け
楽観は自然体で
発見するものだ
科学が到達した
明くる日の希望を思えよ! . . . 本文を読む