張り詰めた声で僕は明日を叫んだ神様は何処にも居なかった青すぎる春は青過ぎて何色にもならず言葉の破片は無意味に胸に刺さった遠く近く君は揺れ動く僕に昔、術はなかった嘘を剥いで 何遍も剥いで這い出る詐称は明日を台無しにする胡麻をするその本心は 何処にもないその心ロックを忘れていた 心にロックをして 自分自身は行方不明に箍が外れた心は 無性に白線を跨ごうとし 欠落とその半端な理想の胡散臭さに吐き気を覚えた . . . 本文を読む
ひたすらに走り続けた放課後手を伸ばしても届かない世界があった息急ききっても届かない天の国僕は力を使い果たしたどこまでも無力だったどこまでも空しかった僕の中に何も満ちることはなくただ社会への隷属を志向し向かう先は時代の闇だったかたちのない恐怖に常に怯え逃げ出したくなっても逃げ場は何処にもなかっただから僕は自分を慰めた一縷の希望を繋ぐための行為だったしかしそれも空しかった何も生まず意味も作れずただ僕は . . . 本文を読む
観点も
逆さまだ
要点も
バラバラだ
ありふれたお道化者
世界がまだ狭過ぎる
声もまだ硬すぎる
グダグダな妄念家
僕はまだ際どすぎる冒険者
バカバカだ
喉も鳴る
カラカラだ
浅はかな表現者
駄目ならばこれからだ
浅はかだ
ガタガタだ
痛いのは片腹だ
僕はまだ馬鹿だから 浅はかな表現者 . . . 本文を読む