君と空気の中を滑っていたから
僕はうっかり左手に握り締めていた
自分の信念というヤツを
何処かへ落として来ちまったみたいだ
噫!
でももうそんなモノは何うでもいい
今君とここに存在することだけが
向かい合って温かい吐息を弾ませ合うことだけが尊いんだ
今宵、今まで積み重ねたきたモノを
一切合財全部破壊して、崩壊させて
一緒に踊り狂いながら「新時代」を
切り拓いていけるも . . . 本文を読む
PCがなければ、
後悔もなかったはずだ。
だがこのエンターキーを押すことで、
何かを達することのできるこの安逸さこそが、
大変な快楽となることを僕は「知っ」てしまったのだ。
僕らとPCは、本質的には何も変わらないから、
悩むときは、彼もフリーズするし
もう何も思い残すことがなければ、シャットダウンだって可能なんだ。
不思議だね、僕が泣いている時は、PCも気力が殺がれてい . . . 本文を読む
ああ
とうとう
普通になる日が来てしまいました
そう
晴れて
今日から
僕は普通の男です
なんの予告もなかったから
驚かれたでしょうが
いや
普通になったので
逆に驚かれなかったでしょうが
何はともあれ
普通の男と相成ったのであります . . . 本文を読む