暗黒世代 2021年09月13日 23時09分29秒 | 詩編 時がしなだれかかる街の酒場 無知の血を吸いつづける男どもの襟首を掴んで グラグラ揺らす魔女の不敵な笑みが 夕刻の憂いを一瞬照らす 何を警告するの? その幼気な手で… 夜半のカタルシスに寄り添うヨーロッパの少女が 語り始めたストーリーに短く添えられた4レターワード 罪深い君のまぶたに何を重ねよう? 勝負所を見逃さず 滝は惑星のセンスティブな知性を嬲る いつの間にか流れた涙 そう この涙が目に沁みる « 夜行者 | トップ | ワインの音色 »
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