なんとなく、
思っていることを
スッタラポータと
流したとき
夢が(溢れる匂いがする
理解を遠くまで飛ばしたあかつきに
感じる虚無もまた温かし . . . 本文を読む
理解と混線の狭間で
IDを失った僕の哀切を
スクリーンに晒してくれたまえ
すべては
パスワードの忘却から
始まったのですから、この旅は
そしてそれは
無数の文字列の
美しい再配置のために
門出があったと云うべきで
だから
理解と混線の狭間で
遠く彼方の肌の触感を確かめるように
ただそれでも手元には見事なまでに干上がったキーボードの更地しかないのです!
そこに意味もなく
唾液を垂らしたくなる . . . 本文を読む
人は
何かを愛そうとしなければ
滅びる運命にある
人は
はじめに
何も信じられないことを
恐怖して泣くのかもしれない
それでも
何かを愛し
信じ抜くことを
選ぶことは可能なはずだ
そんな気高さが
僅かでもあるなら
万事OKだ! . . . 本文を読む
死ぬことの快楽を
知らぬうちは
あなたは生きているとは
云えない
癒えぬ未来を
堅持するからこそ
開ける扉が
ある
夢の妄言を
信ずるときに
想起される感情の螺旋が
朽ちる道の上を歩くばかりの私です…。 . . . 本文を読む
おそらくなんですけどね。
ここに、いわゆる右と左に引き裂かれながら前進している日本列島全体へ向けて、分析のメスを入れようとしているのでして。
シンプルな話、右と左の違いは、おそらく次のようなことに起因すると思うのです。
私は、長年、右の方と左の方の主張を耳をダンボにして聞いて参りました。
そんななかで、今、考えていることを語りたいと思います。
ここで、専門用語を一発ぶちかまします。
(人類が無意識 . . . 本文を読む
僕の思い通りに行かない
すべての悩みが創作の母です
時に驚き
時に迷い
白けきった昼に
意味もなくうとうとするのも
また一興です
ラジカルに求めた真実も
新宿の喧騒に溶けそうです
ああ 春ですね
春ですね
いとも容易く心 ほどけてしまいそうです
. . . 本文を読む
ふと思ったことがあった。
単純な話、僕は人の痛みを完全には知ることはできない。ただ知ることができるのは、己の痛みだけである。そこから何が導き出せるか? 実は個人的なエピソードは潜っていけば、誰もが存在している深い集合的無意識という地下深くの水脈へ達する。だから、僕らは今自分の立っている場所で、自分なりにできることをやっていればいい。必要以上に自分を苦しめる必要などはない。自由とは、ある程度の鈍感さ . . . 本文を読む
僕らは行動するからミスるのであって、
行動しなければミスることもない。
ただしその場合は、ミスるというリスクもないかわりに、差したる前進もない。
ミスるということの本質は、その失敗からどう起き上がるかにあって、且つそれが如何様であっても、その失敗に学ぶという意味において、実は確実に前進をしているということに変わりはないと言える処にある。 . . . 本文を読む
僕らが取れる最良の行動とは、
はっきり言おう!
身の丈に合ったことだけだ。
それ以外は、
とりあえず排除しよう!
画策とかなしに
虚栄とかなしで
今、呼吸をするのと同等に
自然なことを
そして、
そんな自然体な自分を許していくことだ。
それ以外のことは、
とりあえず出来ないのだから
自然にしてしまうことを
つまりは、環境において
受動的になりながら
自ずとしてしまうようなことを
ただ為すとい . . . 本文を読む
脱=人間を目指して、ここから出発したい。なぜなら、これならの未来は脱=人間の時代だからだ。深呼吸を一度すれば、僕らは「脱=人間」を体験することができるはずだ。それは、今までの自分を超えていく試みだ。その過程で、垢のように轍に落ちて朽ちゆく可能性もたくさんあるだろう! しかし、そのような喪失は日常茶飯事だ。
僕は、これから脱=人間を語るのに専心していくつもりだ。と同時に、脱=人間の体現たることを . . . 本文を読む
残酷なブラウンシュガーの
手痛い復讐に怯える真夜中
或いは
重ねた罪のドレミの音階に
不用意に過敏になる黄昏時
確かな笑顔の裏に隠された
奇怪な裏切りの芳香の中に
漂う
只ならぬ寝息の漏れ出でる
気配を鋭敏に耳で察知すれば
明けゆく夜に
幼気なメープルシロップは
僕の額に垂れ落ちて止まない
から
僕は無為にあくびをすると
それは、つまり
理由もない慟哭となり
茶色が、蘇生して . . . 本文を読む
見えない夜に、
想いは飛んだ!
連れないリズムで
記憶も飛んだ!
悴む両手で
予言を摘むんだ!
すべてのラッキーは
そこからなんだよ、若人よ
朽ちてゆくことの恐怖から
這い上がれ
スタッカートの意気込みで
人込み掻き分け
たどり着け!
パスワード片手に
光る画面を
すり抜けて
未来の結末を
引き剥がせ
君の執着心から
鮮やかに!
そして
逃げろ
現実世界へ向かって
思いっ切り
逃げろ!
. . . 本文を読む
完全を厭うように
僕らは、眠る
呼吸して、
走る
風になる
完成を拒むように
突然、四つん這いになって
行進し始める
皆さん、ありふれた怪物になって
余白を食い尽くす亡者になりましょう
或いは
世の中を埋め尽くす聖者となって
這いずり回りましょう
ご高説を振り撒いて
明日には得体の知れない其奴等は眠りから覚め、世界を凍結させるでしょう!(悴んだ両の手で、痛々しく…) . . . 本文を読む