真っ黒な緞帳はオリザ
平べったいスクリーンの表面を伝う水滴なんて見たことない
言葉ひとつすくい上げるだけの力量を持ち合わせることもなく
琵琶湖ほどの妄想も産み尽くした
真っ白に輝くオリオン座の表面を
撫でて女神は微笑う、暗黒素粒子を随えながら
突然、軽快な歌声で歌い出す頭でっかちはふるさとの海原を駈けてゆきながら
牡蠣の全身に充ちている幸福のような味を知る
サウダージを聴きながら
. . . 本文を読む
心 振り向かず
重ねるまでもなく
問いは一時の恥を待たずに泣き寝入りだ
そぼ降る雨に
霞んでゆく瞼のありふれた感傷に
閉じてゆくリビングの微睡みを
セイロンティーと共に
流し込めば
透明なわが
セ パ レートな欲望は
この上なくよく舌下でとろけるのです . . . 本文を読む
わっはっは
わっはっは
あからさまな腹がぐわんぐわん捩れるほどに
世界が揺らぐサマと同期して
動悸が収まらないよ ママ~~!
あんた、馬鹿? バナーも知らずにHP開設したわけ? たわけ、バターを塗らずにおでこで餅搗きだと? 妥当性を失ったまま、ママを娶るだなんてサマにならんよ。馬鹿もタイガイにしとけ、タイガース!
. . . 本文を読む