私、本名・千田遊人が敢えてこの筆名を使った意図をお話したいと思います。
まずは、音声的に面白いこと。
そして、最初の瞠目はなにかに対して目を見はることが大事ではないかというメッセージが込められています。かつて、人類の教師「ソクラテス」も、哲学のはじまりは(驚く)ことにあると言っていました。何も哲学しようなんざ思わなくても、よく生きるためには誰にだって必要な資質ですよね、何かに驚くってことは。 . . . 本文を読む
どこへ、何を、置き忘れて来たかを
忘れた
佐賀のドバイの界隈に
卑猥な言葉を垂れてきた
バケツを頭に嵌めこんで
一晩中踊り狂ったら、アゴが軋んだ
記憶が溶け出した
手に入れたものは、すべて川へ吸い込まれていった…。
. . . 本文を読む
詩を
語ることに
深い意味など
あるのだろうか?
深海に不埒な妄想を沈めては
だらしのない生活を恥ずかしげもなく披歴する
楽な道など無いと思っても
楽を求める心は
この胸の中で活き躍っている
. . . 本文を読む
覚悟が指し示す未来へ
僕らはいま歩を進める
旅が僕らを打ちのめしても
昇る太陽を認めて
立ち直るように
咲かせてごらん
あなたの胸の中の
艶やかなタマシイを
複雑に敷かれた布団の合間を
ヨハンシュトラウスが
駆け回って
しがない六畳一間を
虹色に染めていく
それは太陽が
大地を照らすのと
同じこと
まっ白な孤独さえも
あのひかりの下では
力無き赤子の沈 . . . 本文を読む
そう
光は紡がれて
夜空のしたが
全て劇場の様に
数々のセットで
埋め尽くされて
いつかの太陽が
真っ赤に熟れて
大地に落下するだけ
その瞬間に
さんざめく記憶の渦が
過去の過失を
まとめて吸い込み
光を撒き散らして
愛を産み落とす
僕は僕のまま
そんな日を待ち焦がれながら
宙ぶらりんな精神で
不穏な午後を
悠々と眠りこけて過ごす
大気の軽さに身を預け
最後の晩餐を楽し . . . 本文を読む