現実感を失って
ここは二次元平原のなか
魑魅魍魎が跋扈する
真夜中の淵をさまよってる
時折ヨガラスが鳴くような
ヴ~~っと低く唸るだけのコンピューター
大体夜はこんなんだ。
大体夜はこんなんを、続けるばかりで横にもならず
怪しい光と向き合って
いつの間にやら無音の興奮
怪しい闇だ…
怪しい闇だ
もし僕が、現代の病の先を行ったなら
この平原で知ったことを生かせるだろう
こんな失敗はしてはいけない . . . 本文を読む
薄暗闇の黄昏時
パッションフルーツが舌で躍る
ヨーグルトをかけイチジクも白さに隠れる
君に会えない間にも
僕は物食う
息も吸う
息が詰まるほどでもない瞬間を積み重ね、
筋トレもしない午後五時
こんな呑気な僕でいいのか
こんな呑気な僕でいいのか
. . . 本文を読む