あんまり真面目に生きていると
ろくなことがないと聞いた
セキズイが
ぷっちんと
切れそうだ
戦争をやめるには愛が必要だと言われる
しかし愛には愛の戦争というものがある
それは無言のままで居続けるという事だ
. . . 本文を読む
自分と向き合うことだ
大丈夫あなたは自分に勝つことができる
自分の全てを知らないぶんも
自分の未知なるところからわく力が
自分を必ずや救い出してくれる。
人に勝つより自分に勝て
それがあなたを他の人を救う唯一つの手立てだ
作用と反作用の法則で
僕が
誰かを傷つけようと思っても
相手と
結局は自分にも攻撃することになってしまうのだ
何かを大 . . . 本文を読む
うごけうごけうごけ
ぼくらが風をかんじるとき
それは
地球がまわって草の生えた地肌にさらさらと風をふかすように
自分自身を大気のなかで投げ放つとき
惑星と共に走る時間の中で
僕の身体には喜びの粒子が眠る
私の精気の宿る場所にこの身体の全てを預けてなお今にも疼く
遊びはじめようと
マグマの煮沸のゴタゴッタに地球のごう音を聞く
ただ神仏に祈らんことを
夢を . . . 本文を読む
得体の知れない存在にいつかなれる
はじめに、第6連の部分から解説をはじめよう。
コブラのように、と書いてあるが、べつにこれほど狂気に生きなくても、なんとか道は開けるものだと思いますがね。打たれてみないとわからないと言っています。まあ、打たれなきゃ分かんないのかな。もしかしたら、正しいかもわかんない。
じゆうは雨に打たれて生まれる。ブルースですね。
全世界が、打ってくれたら、また愛 . . . 本文を読む
得体の知れない存在に
僕らは変容したいのだ
いつも夢を見ていて
今ある体 この身体の形は私たちを型に嵌めてしまいはしない
ありえない可能性は必ず 現れる あのうねる身体にはすべてのヒトに共通の願望が輝いている
夢は風
駆けていけ
地表を駆け抜ける風を
どうしても
この目にどうしても残せなかった
これまで
でも いま 見え始めてきた
わかる
目のあらを吹き飛ばしてく . . . 本文を読む
夢も果かないが
貴方も果かない
風邪をひかぬようにするんだな
真白の靄のあいだを真っ直ぐに彷徨ってくる光
無秩序
冬の紅葉
秩序の中に
こんな遊びを自然はこしらえてくれるのだな
いっそ言葉が無くなってしまうのなら
楽なものだと思うのですが
こんなに悲しい気持ちをどうして伝えなければならないだろうか
甘ったれた感情を吐露せねばならんのか
空気は風が美味しいこと . . . 本文を読む
これは、私の、記念すべき第一号の詩です。
中学に入ってから、第一号ということです。それまでも、少し詩を書いたことはあるのですが…。その頃は(小学生のとき)、あまり詩を書いているつもりはございませんでした。一段一段を登る音に共鳴するかのようなもののけ、とありますが、これは何者かの気配が私を付いてきていると感じたような心です。まあ、書いたままのことでしょうか。
その前に、題名について説明しまし . . . 本文を読む
一段一段を
登る音に共鳴する
かのようなものの
け、「おまえを食
べてやろうか。」
そう言っては、おまえ
は、そこらの曲がり
くねった、木の幹
に姿をかくす。
「おまえの生命(いのち)
をす い とって
やろうか
おれの緑
に 染め上げて。」
「おまえはもう私を
のみこんでいるよ
私も君を。」
声をひそめている気配を
僕は(もう)知っていた(よ)
海から聞く音(ね . . . 本文を読む
さあ、解説です。
いちおう、これにもつけておきたいと思います。自分の思いは、多分、最初にこの詩を書いた時よりは、変わっています。
どこが変わったかというと、単純に、人間として幸せになりたい、ということです。
この部分、やはり、高校あたりでは、ひねくれていたんですね。まったく、嘘つくなってかんじですよね。
まず、幸せになることは人間に大切なことだと思います。いま、幸せかどうかはわからないけど、底 . . . 本文を読む
非常に感覚的な作品になりました。
また、随所に矛盾が見られます。ですから、前の詩についての解説ですが。これは、まだ、中学生だったか高校生のころの書き物でして、その時のままの文句をほぼ書いています。(誤字や、誤った表現は訂正しました。)ただ、言葉がじゃあ、どこまで辿り着けるのかというのを考えるには、非常に興味深い詩です。書いている本人自体が、言葉が世界を紡いだり、かと思えば、言葉では紡げないものが . . . 本文を読む
言葉では紡げないものを「夢が紡ぎ」そして、言葉はなんと世界を紡ぐのだろう。
人間は生きるが武器である、生きている状態が武器として成り立つことが可能なのである。
ある一筋の線がある それは 生と死を分ける境であって、人間はまずその一点から生の側へ飛び出して来る 楕円状に進んでいく人生はそのまま遠心力(=生存の力)を借りて頂点へ至り、その後はゆっくり自然に死の側へ突入していくことで終わる。
線← . . . 本文を読む