水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

時遅くして、曖昧に勝つ

2017年05月31日 00時11分18秒 | 詩編
都会のメロスがエロスで紛糾! 拡散するだけ核酸の秘密を隠さんで 角さんなりに核傘下の現状を憂う ボードレールはボードゲームにハマり 踊ーどれーるなんて言って、あの頃に戻ーどれーるのは某都電でだけ 愛妻家の曖昧な傀儡が海外から再来かっなんつって、 つんのめる二足歩行は、汲んどける未読の業さ! . . . 本文を読む

芸術家のなんたるか

2017年05月30日 05時15分34秒 | ぽつり一言
言ってみりゃあ アーティストってのは 予感を それなりの形にして 提示するってのに 尽きる気がする それも「未来への胸も高鳴る予感」ってやつね。 不可解ながら、センセーショナルで不意を突くようなモノをcreateできれば、なお望ましい! . . . 本文を読む

ラッキースノーミュージック

2017年05月30日 05時04分12秒 | 詩編
たゆまず鳴り続けるオルゴールの寂しさは 冬に遊び ラッキーな僕らの落とし物として 皎々と 雪上に光っている 荒ぶるほどのあの頃の恥ずかしい過去は、未だに胸の奥に、居たたまれないほどの炎を灯す . . . 本文を読む

夏が甦るかはたれどき

2017年05月30日 01時21分39秒 | 一日一句
なんにも求められてなかったのに 伸ばした手 重ねることだけのために ここにあった 泣き顔の夏が また笑顔取り戻すように 僕は、不適切なメッセージを 創作する Tell me a truth 破壊衝動の果てに 僕は、チョコレートの城が溶けてゆくのを観る . . . 本文を読む

ああ、夏、牛歩の

2017年05月28日 00時48分56秒 | 詩編
僕が僕を開くとき ドアの軋む音がする 夕焼けを遠目に見て 響き渡る音楽が鳥のよう 西欧に溢れ返っていた 言い知れぬ上品さが おびただしい失敗を抱え 息も絶え絶えに 牛の歩みでいるようだ 夢がそのまま現実を吸い込んじゃったら 清々としていいのに! 結論を用意しないドラマがこんなにも愛おしいなんて . . . 本文を読む

達成の仮面

2017年05月27日 00時24分22秒 | 詩編
夢を繰り返し見ていた 真夜中の寝室は ひとつの牢獄 その牢獄の中だから むしろ酸素に頼って 呼吸をして居られる 僕らが顔にはめている とある仮面は 青い時代の ひとつの達成を 象徴している 嘔吐しそうな自由の渦のなかで 戯れて踊る僕の本能だけが うずく夜には、すわ朝が溶ける 朝が夜に溶けるものだとしたら その逆に 夜が朝に溶けていくであろう微かな兆しに 僕の陰鬱な青春は その生まれ故郷へ帰還 . . . 本文を読む

夜空から降る

2017年05月26日 23時10分05秒 | 詩編
見えなくなった残像を 映す夜空は余罪に問われ 渓谷のそばで 更けゆくソワレ あられもない姿で 降臨する女神に 目が見えなくなるまで 戯れられる 形を消失した 我が欲望は あどけない夜空に 吸い上げられてってしまったんだ . . . 本文を読む