目を明けかくて理解の花園は三千光年先で風に揺れた助けて 助けて でもその前に自分の立ち場を揺るぎなく定めて 時折、目を閉じては開ける儚い刹那に、不敵に爆ぜる現実怖さを消し去って、何億光年の彼方へ。光の闇は、僕に語りかける、愛を呼ぶのはあなたの自由だと忙しい淡いサイダーの泡立つ夕暮れに恋の発芽は訪れる暗闇の物語は、いつまでも終わらない。終わらない。日本語を書く自由は、手をかざした太陽の向こう、瑞々 . . . 本文を読む
穏やかなリビドー溢れながら朽ちる瞳の夕焼けに、ささやかなレクイエムを下さい痺れ果てた欲望の残骸に、力なく対抗する夕べ溶け去るなら、明日の海辺に威張るなら、宇宙の床の間に 叫ぶなら、理解の断崖に 立てよ 並々ならぬ覚悟を持って . . . 本文を読む
ひんやりと突き刺す皮肉、鯨の肉は悲しみを匿ったひとり過ごす夕闇の立ち上る白飯の湯気限りない午後の思索に、問いかけをやめない深夜すべては心の赴くままに、理解のために費やす時間ままごとはここらで終わり世界のやるせないムードに氷の板を割るような一撃を与え深夜はかたちなく無に溶けていこうとする . . . 本文を読む