チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
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第52話 謝恩会

2007年03月24日 | チエちゃん
 3月23日の卒業式に先駆けて、チエちゃんの通う小学校では20日に謝恩会が開催されました。6年間お世話になった先生方へ感謝の気持ちを表す会です。

 2月の終わり頃に学級会でグループの編成をしました。
気の合う人同士で、7~8人のグループを作り出し物を考えます。
チエちゃんと大親友のナオちゃんが、どこのグループに入ろうかと迷っているうちにグループはまとまってしまい、4人が取り残されてしまいました。

 この4人でグループを作るしかありません。
チエちゃんとナオちゃん、中山学級のタミ子ちゃんとよし子ちゃんです。
中山学級とは、普通の学級ではお勉強についていけない子が入っているクラスです。普段は中山学級で学習している2人ですが、運動会とか、学芸会などの時にはチエちゃんのクラスで活動することになっています。

 どうしよう! でも、今さら他のグループの人と替わってとは言えません。
それにたったの4人です。それに正直な所、うち2人は当てになりません。何ができるんだろうか?4人は集まって相談しました。

 そうだ!他の人たちも巻き込んじゃえばいいんだ!
仮装コンテストをやることにしました。(当時のテレビ番組を参考にしたように思います)

 早速材料を持ち寄り、放課後の裁縫室(広い畳の部屋があった)で、コソコソと隠れて準備を始めました。
色画用紙や毛糸を使い、かつら、めがね、付け髭、洋服、バック、ステッキなどを作りました。あんまり遅い時間まで残っていたので、見回りの週番の先生に叱られながらも何とか完成させました。

 いよいよ、謝恩会当日。先生方を体育館にお招きしました。
他のグループは、先生のものまねをして寸劇をしたり、鍵盤ハーモニカの演奏をしたり、歌を歌ったり、国語の教科書を朗読したりしています。

 チエちゃんたちの出番になりました。

 私たちは 仮装コンテストをやります やってみたい人は舞台に上がってください

みんなはシーンとしています。

 ここにある かつらや洋服を使って 変装してください

すると、はじめにみつお君が「おれ、やってみっぺ」と上がってくれました。
続いて、ひょうきんさでは負けず劣らずの加藤ちゃんも上がってくれました。
さらに、女の子もひとり。3人で制限時間2分の変装開始。

 みつお君は魔法使いのおばあさん、変なめがねを掛けています。加藤ちゃんはひげとシルクハット、ステッキを持ったチャップリン、女の子は黄色の毛糸のかつらをつけたお姫様に変身しました。みんな、画用紙の洋服が曲がっています。
先生方に審査していただいた結果、加藤ちゃんが1位になりました。

最後に 「あ」「り」「が」「と」「う」「!」 のカードを出して、チエちゃんたちの出し物は「お」「し」「ま」「い」「!」