九月に入って暑さが行ったり来たりです。夜中に目が覚め窓の外は明るい月がくっきり見えました。
虫の音も大きく響くように鳴き合わせています。明るい日陰が大好きなシュウカイドウやミズヒキ草が咲いてきました。
夏も終わり秋草の季節です。秋の七草といってもナデシコは6月、キキョウやオミナエシは夏咲いているし、実際現代人が秋と思う頃の花はススキとフジバカマでしょうか。ハギも六月に伸びすぎた茎を剪定して9月下旬に咲いている姿を楽しめます。クズに至っては身近に花が咲くほど大きく育つほど放置したら藪になってしまいます。
茶席にしか飾らないような野草の名前すら忘れ去られていくのでしょう。
缶ビール派で普段使うことの無い、土物の徳利に生けて楽しみました。